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| 2003年09月29日(月) | 俺には最高！ |
今時期の京都は何もない・・・。
言い方が変だが、桜とか紅葉とかお祭りとか何もない。
そういう時だからこそ、静かにゆっくりと見られると思った！
それでも念を入れ、朝少し早く出かけた・・・。
行き先は「哲学の道」。 桜が咲いていない時は静かと聞いていた。
小川沿いに２キロほどの遊歩道があるだけらしい。
で、そこの出発点近くにある銀閣寺から見始めた。
朝にもかかわらず人がいる。 まあ、観光地だから仕方がない。
小さな寺だったが、ものすごく良いところだった。
管理された庭や山。杉の木が真っ直ぐに立ってる光景は圧巻（北海道にはない）。
庭には色々なコケが生えていて、一面緑・・・。
こんなところにギャラリーを開いたら、いいなあ〜〜！なんてな（爆）
とにかく「わび」「さび」の世界。 こんなのがわかるようになったのは歳のせいかな？（爆）
さて、本題の「哲学の道」
その道沿いの小さな小川には大きな鯉が泳いでいた。既にこれだけで驚き！
誰もが見向きもしない雑草が、俺には珍しくて仕方がない。（笑）
だって、北海道にないんだもん。ホントウレピ〜〜！
下ばかり見ていたが、ふと顔を上げると 彼岸花〜〜〜！！
最近、うちの掲示板に彼岸花の写真が多く、本物を見たいと思っていた。
しかも白い彼岸花まで見ちゃった〜〜！にゃははははっは。
ヤバイ！ なかなか先へ進めない。俺にとっては最高の場所だ！
で、しばらくすると、またまた北海道では見られないトンボが〜〜〜〜！
蝶トンボの仲間で、羽が真っ黒、身体が緑の蛍光色。 なんじゃ、こりゃ〜〜！！
俺は夢中だった。 そのトンボが何匹も飛んでる。 あまりの嬉しさに川に落ちそうになった（爆）
北海道には絶対いない、図鑑でしか見たことのないトンボがヒラヒラ飛んでる。
もう、嬉しくて嬉しく・・・。 地元の人にはわからない感動だな（笑）
様々な花、草、木、木の実、昆虫、蜘蛛まで北海道と違うんだもん。
普通は３０分程度で歩ける道を、昼飯も食わないで２時間も観察してしまった。
時季はずれで人気のない道でも、俺にとっては最高の道だった！！
「昼飯どうしよう？」
ファミレス、吉牛なんかあるわけがない・・・。（爆）
道の終わりにあった小さな定食屋に入った。
老夫婦がやっていた。 入ると有無を言わさず「定食ね」と、言われた・・。
「は、はい・・」と言っている間に、既に用意をし始め、すぐに出てきた。
入ってくる客全てに同じ対応。 （これしかないんだな（爆））
何十年も、毎日毎日、顔を見合わせながら定食を作っているのかと思うと、歴史を感じた（笑）
その後、南禅寺へ行ったが、時間的に人が多くて少しばかりガッカリ・・・。
まあ、京都の有名なところはこれが当たり前か？ まだまだ空いてる方だな。
で、締めは東本願寺！！
歴史的には有名ではないが、そのデカさには圧倒される。
前回来た時に見て、すっかりファンになってしまった・・・。
なぜ、ここまで無駄にデカいのか？ なんの目的のデカさなんだろ？
本堂に入る廊下だけでも、俺の住んでいる家の何十倍もある。
とにかくデカいし、その美しさは本当に感動ものだ！！
この後も色々あったけど、むひひひ・・・。書くのはやめておこう（爆）
最終日は、また明日書くことにしよう。（引っ張る〜〜〜（爆））
