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付き合って今年で9年目になる、私とヨウ。
2年同棲後3年前より遠距離恋愛・・・戸惑う毎日です。

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→ 友情系(?)テキスト。 2001年11月12日(月)

夢を見た。

夢だからいつの話かはわからないけど
何か学祭の準備のようだった。
そこで美術の作品を展示するとかで
私の名前もあってそこに私の作品も飾ってるはずなのに
何故か私の名前のところに知らない作品が。
?と思った自分が展示してる友達に詰め寄ると
「だって、先生がこれを貼っておけ、って」と困る友達。
私は「おかしいじゃん、これ私のじゃないもん!」とキレる。
それでも友達は先生の言うことは絶対みたいではがそうとしない。
だから自分は先生に詰め寄る。

みたいな。

なんかカラーでハッキリわかる夢で、
詰め寄ってた友達は中学校の時のクラスメイトだった。
彼女・吉田は今何をしてるか全然わからないぐらい
その程度の友達なのに、何故か夢に出て来た。
。。。まぁ、夢なんて「なんでこんな人が?」って人が
ふと出てきて起きた時に疑問に思う事が多いけどね(笑)

吉田の事で忘れられない事がある。

私はいわゆる転校生で。
中学3年の始めに転校してきた。
そして吉田がいるグループの桜井と仲良くなり
一緒にお弁当を食べたり、何か班を作る時に入れてもらったりしてた。

転校してきて半年、
私はすっかり仲良くなったモノを思い
ある日学級日誌に、冗談で桜井の事を書いた。
「桜井さんが真面目にやってくれなくて困ります」といった内容。
もちろん、友達だし、冗談が通じると思ってやった事。
だから悪気なんてまるっきりなくて
私は書いた事すら忘れていたぐらいだった数日後、
桜井ではなく吉田から急に呼び出された。

「ちょっと、南条さん、これどう言う事!?」

凄い剣幕で私に言う吉田。
私は全く何の事だかわからなくて困ってると

「日誌に桜井の事書いたでしょ!?」

ますます怒り度が上がる吉田の口調。
「ああ」と理由がわかるものの、どうしてそんなに怒ってるかが分からない自分。

「みんなの見るものに悪口書くなんて酷過ぎるっ」

見ると、桜井の周りには吉田以外にもグループの女の子が頷いてる。
そして皆半泣きな桜井に「大丈夫だよ」「平気?」なんて声をかけてる。
当然、自分としては冗談な訳で誤解を解こうと話しても

「でも、これは酷い!」

「冗談でもやって悪い事があると思う!」

誰も聞いちゃくれない。
謝っても「今頃謝ったって遅いわよ」と。


それから?

私は全て自分が悪者みたいな言葉で罵られ
悔しくて辛くて。でも泣いたら負けみたいで、こらえた。
彼女らが去ってから、それをちょっと遠くで見てた今の親友・光が
たぶん見るに耐えきれなくなって「大丈夫?」って声をかけてくれた。
そしたら今まで我慢してきた心が急に緩んで、大泣き。

実は光とはこの時まで単なるクラスメイトってだけで
今みたいに仲良くはなかったんだよね。

吉田がリーダーなグループに入ってた私は、
当然次の日から一緒にお弁当を食べる事は出来なくなり、
それどころか話しかけても無視された。

いや、実際は呼び出される前からおかしかったんだ。
なんとなく無視されてて、でも理由が分からなくて。

この時、タイミングの良い事に合唱コンクールなんてものがあった。
私は吹奏楽をやってて楽譜が読めた、ってことと
一応ピアノが弾けたりするってことでパートリーダーになっちゃってて。
大変だったよ。ハッキリ言って散々だったよ。
私の言う事なんか聞いてくれないもんね。
パートリーダーなんだもん、しょうがないじゃん。
「じゃ、ここから」って歌い出し指しても、無私するそのグループのコ。

やってられなくて。
私、それまで2回転校してきたけど
こんな事は初めてだったんだよね。
いつもバカ言い合える友達がすぐ出来て
私って結構キツイ事とか言っちゃう方なんだけど
そういうのを知って笑ってくれる友達ばかりで、
今回もね、笑ってくれると思ってやったんだ。
「南条さんってば酷い〜」とか言いながらね。

。。。実はそういう冗談が通じない人だったんだよね。
それを見抜けてなかった自分が悪かったんだわ。

結局。
なんとなく、無視されてる時期があって、
その間は光のグループに入れてもらってた。
「気にする事ないよ」そう言ってくれる人達だった。

その頃の私は、クラスで一番・学年でも常に上位くらい成績が良かった。
それだけが自分の支えで、心の中では
「あんなバカなコ達に無視されたぐらいで何よ!?」って突っ張ってたところある(笑)
そうでも思わないと学校に行くのが辛かったりした。

確かに私の言葉が桜井の心を傷付けたかもしれない。
だけど、私はそれ以上に傷付いたかもしれない、ってことに
彼女らはきっとわかってないだろうな、って。

集団で。弁解の言葉も聞かず。何を言っても突っ返されて。

卒業の前には、そんなのが何もなかったかのように
彼女らから「勉強教えて?」なんて受験勉強を教えたりしてた。

でも、忘れた訳じゃないのよ?
全然、忘れられない。あれから10年経った今でも。
彼女を思い出す度、その事が脳裏をかすめる。

「どうして桜井が一人で『これ冗談だとしても酷いよ』って
 私に言ってくれなかったんだろう?」

今でも思い返すよ。
集団でガンガン私一人責めて楽しかったのかなぁ?
皆「正義の味方」なんだと勘違いしてたんじゃないかなぁ?
そう思っては、ちょっと胸が痛い。

 
それから。
高校、大学、バイト、と友達は出来た。
そして「南条って時々痛い事言うよねー」ってホロリと言われた。
その度あの中学校の思い出がかすめて
「マジ?もしかして内心傷付いてる!?」って焦る。

「イヤね、当ってるからいいけどー。誤解されるよ、知らない人だと」

「んー。そうだね。。。」

「いや、私はそういう南条が好きだからいいけどねー」

私はそういう友達がいれば、いい。
そう言ってくれる友達がいるから救われてる。

そして、光。
あの「グループ無視事件」がなければ
今みたいな仲良しにはなれなかったと思ってる。
めちゃ「怪我の功名」っていうヤツかしらね??(笑)

皆と仲良くやりたいって思う八方美人な私だけど
結局無理して付き合ってても、相手も自分も楽しくないよな気がするのね。
 
 
ええ、最終的には自分勝手な自分大爆発(爆)



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