いつもどおり、9時ぐらいに電話が鳴る。
ヨウの帰るコールだ♪と出ると
「まだかかるよ」とのこと。

結局、ヨウが帰って来たのは12時過ぎ。
んー。遅いですね（泣）

帰って来て早々、
「もう、絶対辞めてやるー」と、ヨウ。
珍しくイライラしてる様子。

「所長にさ、『土日もやったんか！？』って言われてさー」

「そっかぁ」

「休日手当てなんか1円も出ないクセに、
　働くのが当たり前みたいな言い方で、ちょっとムカついた」

。。。そりゃぁ、まぁ。
ヨウの怒りはもっともですよねー？
とはいえ、今までそれをなんとも思ってない風に見えてたよ。
ヨウは当たり前みたいに働いてたからさ。

「俺だってさ、早く帰りたいし、休みは休みたいよ」

。。。ですよねー。
そんなに遅くまで仕事をしても上がらない給料、
そして帰って来ても、まだやってる仕事。

結局ヨウは帰って来てからも2時近くまで仕事してました。
お疲れ様です。本当に。

「明日にはこの図面上げなきゃ行けないんだよ」

ってことは明日も遅いんだろうねぇ。。。

ヨウはこの仕事をやりたくて
今まで大学とかで勉強していたのだと思っている。
いや、「思っていた」が正解かな？
というのも、前に秋田出たらどうするよ？って話をしてて

「俺、建築系じゃない仕事にするかな」

なんて呟いていたから。
そりゃ、今が辛いから違う仕事に逃げたいのかなー、って思ったんだけど
聞くとそういう訳でもなさそう。

「なんか、向いてると思わないし、
　何より俺が本当にやりたいことじゃない気がする」

。。。そうなんですか？

まだハッキリ分からないらしい。
でも、彼はそんなに器用じゃないし
何より口下手だから営業系の仕事はもっと無理な気がするし。
他にできる仕事。。。？

「俺、プラモ屋さんになりてぇ」

子供の夢「僕オモチャ屋さんになる！」じゃないんだからー（笑）
と、つっこむも、実は本当の夢らしく。
んー、なれないよ、とも言えないけど
どうやったらなれるか、なんて言えないし。

ヨウ、ちゃんと考えようね。
将来プラモ屋さんになる為にもね？（謎）
　
　
こんなベッドでの会話。