michiyonのしあわせ探し
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2006年09月23日(土) 幸せは人それぞれ

家には子供がいない。

そして 多分これからもずっと。

ほとんどの人が結婚したら子供ができて、家族になって
そして その子供がまた結婚して 孫が生まれて…

そんな人生があたりまえだと思っているのだと思う。

私だってそう思っていた。

あたりまえに そういう幸せが未来に待っているのだと思っていた。

だから子供に恵まれないのだ という現実を受け入れるのには
ずいぶんと時間がかかった。

じたばたした時期もあった。

お腹の大きな女性を町でみかけることが、つらい時期もあった。

正直言って 今でも子供をもっている友達がうらやましくてしかたがない。

昔から子供は好きだった。

自分で作った家族と一緒に遊園地に行くのが夢だった。

夢…

人生で 何か叶って 何が叶わないか なんてわからないものだと思う。


ほとんどの人が、あたりまえに手にすることのできる幸せを
手にすることができない。

そんなこと考えたこともなかった。


でも あたりまえの幸せなんて この世にはひとつもないんじゃないか?

最近そんなふうにも思う。


叶わなかった夢のことばかり考えて悲しんでも 意味のないこと。

私には 私にしかない幸せもある。

いっぱい いっぱい ある。


人は手に入らなかったものに気をとられて

すでに手の中にある大切なものを忘れてしまうことがある。


誰にだって 幸せな一面 と そうでない一面がある。

ただ そのどちらに目を向けて生きていくか。


大切なのは、そういうことなんじゃないかな。


人を見るときは、その人の悪いところじゃなくって いいところを見つけるようにしよう って誰かが言ってた。


そのとおりだよね。


自分の人生だって 同じこと。


そうすれば もしかしたら自分にしかない幸せが 未来に待っているかもしれないし。


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