michiyonのしあわせ探し
DiaryINDEXPastFuture


2003年08月13日(水) ちょっと後悔… そして懺悔


この頃の自分は好きじゃない…

きのう ふとそう思った。


久々に会った友達に 人の批判めいたことを話してしまった。

自分では 人の悪口を言っているつもりはなかったし

心に思っていることだから 言葉になってしまったのだとは思う。

誰かに話して

自分の思っていることが間違いじゃないよね? って確かめたかったのかもしれない。



でも 時間がたって ふと あれはやっぱり悪口と同じことだったのだろうと思ったら

とっても とっても いやな気持ちになって

とっても とっても 自分がいやな人間に思えてきて

そんな自分が とっても とっても 嫌いだった。



何故あんなことを言ってしまったのだろう…

後悔で胸がいっぱいになった。



一度口から出た言葉は もう取り消せない。

聞いた人の心に残ってしまう。


だから そんな話はすべきじゃなかったのに…って。



わかっていたはずなのに まだまだ修行が足りないなって思い知らされた。



そう言えば 前に見た「すいか」っていうドラマの中でこんな場面があった。



昨日まで友達として一緒にお昼を食べてた同僚が

会社のお金を横領していたことが発覚し、ある日突然指名手配の犯罪者となってしまう。



当然マスコミからも追われ 犯罪者とはいえ いちやく時の人となってしまった友人



昨日までは何の価値ももたなかった その友人の写真を高く売ってほしいという

マスコミがあらわれ 彼女の心は大きくゆれる


いくらなんでも そんな魂を売るみたいなこと…


とその場ではしぶってみるものの


家に帰って アルバムを開き すでに売る気になっている彼女。


こんなスナップ写真でそんな大金が手に入るなんて! ともうお金のことしかない。


でも 結果的に彼女はその写真を売らなかった。


その友達のことを思って?


そうじゃない。


同居している彼女の母親が一足先に その写真をマスコミに売ってしまったからだ。


彼女は母親に対して すごく怒り 家を出ていってしまう。



彼女はすごく落ちこむ。


母親が 自分の友達の写真をマスコミに売ったってことでじゃなくて


自分の方が もっと高く売れるところを知っていたのに 

勝手なことして損したじゃないって思っている自分に対して、


彼女はやりきれない思いでいっぱいになってしまう。



自分って何ていやな人間なんだろうって…。



そこで その話を聞いた人が こんなことを言う。


「それっていいことですよ。 そういう自分に気づけるのって素敵なことです。」って。



何てステキな慰め方なんだろうって思った。



確かに そういうイヤな自分に気づけない人だってたくさんいる。


そういう人こそが 本当のいやな人間なのかも。



気づけたってことは、救いがあることなのかもしれない。



人を悪く言ったり いじわるをしたり 傷つけてしまったりした時


心がすごく痛む 

いや〜な気持ちで胸がいっぱいになる



そんなことしなければいいし してはいけないことだけど


全く人を悪く思わない人間なんて この世にはいないと思うから


いやな自分に気づけるってことは やっぱりステキなことなのかもしれない。



それに 人に話してみて 気づいたこともある。


自分がすごく 自己中心的な見方をしていたってこと。


もっと人の立場にたって ものごとを考えていかなくちゃいけないのに



自分の見たこととか 自分の感じたことだけで いろんなこと判断していたかもしれない。



すごく すごく後悔したから ここで懺悔します。


そして できるだけ 同じこと繰り返さないようにしたいなって思います。


誰のためでもなく 自分のために。


michiyon |HomePage

My追加