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窓のそと(Diary by 久野那美)
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靴が気になる。 靴屋さんをのぞくのは大好き。 買わないのにしょっちゅう見に行く。 たくさんあるのを見てるだけで楽しい。 好きなひとには靴を選んでプレゼントしたくなる。 自分がプレゼントされたりしたら、どきどきする。 そういうのが猛烈に難しいのも靴だったりするんだけど。
誰かのものになる前の靴も気になるけど、 誰かのものでなくなってしまった後の靴はもっと気になる。
この間台本の整理をしていたら、「靴」について書いた話が3つも出てきた。 しかもそのどれもが、「失くした(失くされた)靴」の話だった。 片方だけになった靴。 持ち主を失った靴。 はけなくなった靴。 履きつぶした靴。
なんでかわからないけど、私の「靴」のイメージはとても孤独。 そしてとても優しくて甘美。
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