聞こえよがしに悲嘆をさけぶ

7枚綴り


1999年01月01日(金) ..

その日に何かをやろうとか新しいことをしようとかでカレンダーに丸印をつけたりすると当日必ず雨が降った。
雨が降ると僕はどうもやる気の出ない人間でそもそも布団から這い出ることさえせず、ああやらなければなどと思いながらだらだらとうつうつと1日を過ごすのである。
だらだらとうつうつとしたところで何がどうなるわけでもなく雨がやむわけでもなく雲が切れ太陽が億劫に顔を出すでもなく。
だからといって何かやろうともやはり雨はやまず太陽は布団の中であって、それでもって僕はやはりなにもしないことをしてしまうのである。
それがいつもそうなのである。僕が何かをやろうやろうと思う日には必ず雨が降る。
朝に起きて急にそうだ!などと思い立ったときにはその瞬間に雨粒がぽつりと落ちてきて日がな1日降り続ける。
雲一つない青空には天気雨が降り始める。
氷点下の寒い日だろうが冷たい雨粒が落ちてくる。

これはもうどうにもできないことである。思った瞬間雨は降る。
友人や恋人と遊びに出かけたりしたときなどは、雨が降ってはいけないと思い何も考えないように自分をしている。
だが運悪くなにかを思いついてしまったときなどは相手に謝るが変な顔をされる。雨が降る。もしできるならば街中の人に謝って回りたい。

雨が降るのはだが僕の力ではないだろう。天候を自由に出来るなんてそんなわけはない。
なにも思い立たなくとも雨が降る日はたくさんあるのだ。
もっともその逆は全くなく、だからして最近僕はこれはもう天命なのではないかと思い始めている。
つまり天の神が、僕になにもさせないようにさせないようにしているのであろうと。

ああ!僕は神に何もせずに生きていくことを約束された人間なのだ!
なんということだろう。生まれてからこの方、僕はずっと方法はともかく神に愛されてきたのだ!

今日からはそれを心に刻み、うつうつとせずもっと明るく楽しく生きて行こうと思ったら雨が降ってきた。
なんて幸先の悪い。






というのを最初のお題にしようとしたけどキャンセル。
なんて幸先の悪い。


えのもと |MAIL