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■ 地位や名誉
久しぶりに本棚から“源氏物語”を引っ張り出して読みました。 平安時代に生まれなくてよかったと、これを読むたびに思います。 雅やかな世界は嫌いではありません。 着物だって見ていて美しいと思います。 でも、私自身この時代の風潮についていけないと思うのです。 女性の世界だけを見た場合、私はあの世界を生き抜くだけの強さを持ち合わせていないように感じますし、恨みや嫉みを撥ねのけられるかどうかも微妙です。
地位や名誉の何がイイのでしょうか。 位が高いから誰かに勝っていて、後ろ盾が無いから誰かに負けている。 そんな暗黙の了解がまかり通っているということも解せないことの一つです。 今で言うなら、弁護士・医師・公務員等は安泰で、それ以外はダメだ・・・みたいな。 作業員や店員の何がいけないのでしょう。 車に乗れば道路を走らなくてはいけなくて、蛇口をひねれば水が出てくるという常識、衣食住を営むためにお店に必要なモノを買いに出向いていくことだって、全てはそれに関わる人たちが居てくれるから、私たちは何の不便も無く日常生活を送ることが出来るわけで。。。
私は、地位や名誉ある人の傍に居たいわけではないのです。 職業だけで評価されるような身分なら、そんな身分はいらないとさえ思います。 ただ、一個人の傍に居たい。 大切な人の傍に居たいだけなのです。
先生だから偉い・スゴイと平気な顔をしてのたまうような人たちとは一緒には居られないなと、自分の職業を問われた時に思います。
“あなたは「私」を見ているわけではないのね”と。 “あなたは「先生」を見ているのね”と。
源氏物語からは少しそれたかもしれませんが、あれを読むたびに色々な事が頭の中を駆け抜けます。 読んだ時に置かれている状況で考えることは毎回違いますが、今は『地位や名誉』のことがどうやら引っかかっているようです。
2007年12月21日(金)
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