空のむこうにみえたもの
美空:misora



 人の上に立つって・・・

今夜はちょっと反省事項を。

ふと開いた公共活動をしているHP。
掲示板を見ていると、インストラクターの批判がズラリ。
・・・驚きました。(ーー;

そのHPは、私にとっては全く無縁・・・興味があって見ていたHPからリンクで飛んで行っただけのHPだったのですが、その批判たるや・・・かなりのものがありました。

「そんな事もわからないの・・・」
「もっと勉強して来ないと」
「説明してもわからないでしょう」

このように発言したインストラクターがいたという内容についての話題でしたが。
見ていてちょっと滑稽でした。

というか・・・何なのでしょう。
そのように他人を批判する方も批判する方ですが、それを聞いて攻撃する方もする方だと思ったのは私だけでしょうか。
言う側にも言われる側にも何かしらの思惑があるのでしょう。
そして、それに対して過剰に反応するということは、実際問題としてその批判が正当(図星)だっただけに、人前で指摘されたことが恥ずかしかった(?)のかもしれませんね。

掲示板をさかのぼって読んでみると、確かに自己の反省点については理解していらっしゃるようでしたし、その点を指摘されたことは仕方ないというような印象は受けましたが、言う方(インスト)も言う方だよなぁ〜と(どっちもどっちでしょう・・・)両成敗的な感想をもちました。

や、確かに、他人を批判するのは良くないと思いますよ。
もっと他の言い方(上に書いたような「」内の言い方ではなく)があったことでしょう。
そのような発言が出てきた時点で、そのインストの方はもう少し自己の立場を理解し(教える立場であること)、回りの受講生の方(習いたいから受講しに来ていること)の気持ちを理解する必要があると思います。
でもね、インストの方がそう言いたくなるような現状が目の前にあったのかもしれないわけで。。。
私は現場を見たわけではありませんから、あまりとやかくは言えませんが、言う人には言う人なりのそれなりの動機があったはずなんですよ。
そのインストの方の発言理由については一切触れていないという点も、あの掲示板の非効率さを助長させているように思いましたね。

何を傲慢というのでしょうね。
何処からが謙虚なのでしょう。
他人を判断する基準は一体誰が決めるのでしょうね。
このような判断基準について、少し前に別の人と話したことがありますが、結局、判断基準は人それぞれで、標準は世間一般的な常識が作り出す思い込みなんですよ。

出来ないことを棚に上げてはいけません。
知らないことを批判してもいけません。
インストラクターにしても受講生にしても、何のための講習会なのかもっと根本的なところを理解して参加してほしいですね。




でね、どうして今回この話が妙に引っかかったかと言うと。。。
先日ふと思ったのですよ・・・自分でも。

私、高圧的になってない???
今の言い方はちょっと偉そうだったんじゃない???

ってね。

長年同じ内容の事を指導していると、これが不思議と教科書なんてなくても指導できるようになるんですよね。
もともとあった知識を引き出しから出して話て聞かせるだけですから、私は教科書なんてなくたってわかっていて当然ですし、そんなのあたり前なんです。
でも、そうやって教科書を見なくても理解しているのは私だけであって、聞く側は毎年・毎回別人なので“知らなくて当然・出来なくて当然”なんです。
そのことは以前から私自身でもよく分かっていて、だからこそ私の役目があるのだと思っていました。
なのにもかかわらず、どうも最近偉そうじゃない???と自己反省するような場面に出くわすわけです。
(注:あえて書いておきますが、私は間違っても上の「」内のような発言は後にも先にもしたことはありませんし、しませんよ)

学生に対してはそのような発言はしなかったとして・・・、じゃぁ、新米の先生に対してはどう???と自分を振り返った時に、思い当たる節が過去2回ほどあったわけです。
新米の先生だもの、業務内容については、出来ないことや分からないことが多々あるのは当然なんです。
えぇ、そんなのは当然ですし、自分でもそれは重々分かっているのですよ。
ただ時として、常識的に今のは反則でしょう?というような場面があった場合に、どうしても経験からの言葉が出てきてしまって、それをさも当然のように話して聞かせている自分がどうにもこうにもイヤだったのです。
先輩教員からは、それは私が(新米の先生よりは)先輩なんだから、注意することはどんどん注意していいんですよ。と言われはしたものの・・・どうにもこうにも、解せない自分がいるのです。

で、今回の掲示板。
“人の振り見て我振り直せ”ではありませんが、人の上に立ったり先輩として指導するということの難しさを再確認したわけです。
やる気を削がない言い方や高圧的にならない言い方を、もう一度考えなくてはと。
分かってはいても、やはりそこは人間。
瞬時の判断を誤ったり、それを後悔することはあります。
ただ、後悔したからにはそれを次回に活かさなくてはなりません。
そういったことを非常に考えさせられた今回の一件でした。



“先生”と名のつく職業。
思い上がってはいけませんね。
常に謙虚さを心がけていなくては。
思い上がった時、足元をすくわれます。
気をつけなくては。

2007年12月09日(日)
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