空のむこうにみえたもの
美空:misora



 君の優しさは

ねぇ、教えて。
私はどうしたらいい?
ねぇ、誰か。

どうして人は一人では生きられないの?
なぜ、誰かを必要としてしまうの?
手に入らないとわかっているのに、わかっているからこそ求めてしまう。

鍵のかかっていない心の中の部屋。
ずるいあなたが居続ける。
けして追い出したりはしないけど、でもね、気づいてほしいの。
私だって心ある人間なの。
だから、拒絶するのは止めて。
「どんな形であっても付き合っていきたい」なんて、そんなずるい言葉ってある?
それって、拒絶しているのと同じ。
恋人でなく友達として、ずっと連絡は取り続けたいと言っているのと同じ。
あなたのことを守ってあげられればいいと常々思うけど、もしも、あなたがそれを必要としていないのなら、お願いだからこの部屋から出て行って。

きっとそこには愛があるのだろう。
自分を偽ることに疲れる。
言いたいことを言えないなんて、そんなの絶対によくない。


いつまでも、安心して眠りにつくことが出来ない。

君の優しさはずるいよ。

2005年12月23日(金)
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