一色達夫の日記

2008年07月18日(金) ほ場整備事業の採択要件緩和

西条市氷見地区で「ほ場整備事業」についての説明会があるというので、松山での用事をキャンセルして聞きに出かけた。

農業経営の安定化と生産性の向上を目指して行われるほ場整備事業については、私の地区で実施するため、2001年ごろから数年にわたって取り組んだことがある。
そのおりには、地元負担10%という有利な県営事業での実施を目指して、採択要件の20haをクリアするため地権者の説得に当たった。だが、数名の不同意と、おりしも起こった線引き解除の影響により、どうしてもこの要件をクリアできず、やむなく断念という結果となった。

以来、厳しさを増す農業の現状を見るに付け、あの時取り組んでいたら今頃は完成しているのにという繰り言じみた話が、関係者の間でささやかれ続けてきた。
20ha以下でのほ場整備事業については地元負担が多くなるため、小規模での事業実施は地権者の同意が得られないという考えがあった。

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1ヶ月ほど前になるが、ほ場整備の要件が緩和されたので、どこか取り組むところありませんかとの話をしてくれる方があり、担当部署に聞いてみて、今日の説明会の開催を知るに至った。

18日の夜は松山での予定が入っていたので、はじめは参加出来ないと思っていたが、地元での仕事を優先すればやっぱり今日の話を聞き、これから取り組もうとしている氷見地区の雰囲気を把握しておく必要があると思ったのだ。

新規に取り組むほ場整備事業の要件は、以前の地元負担10%を軽減して5%とし、団体営事業についても同様の地元負担5%と合わせ、受益面積5ha以上との 大幅緩和 であり、以前とくらべて格段に取り組み易くなった。
これならば、私の地域でも確実に取り組み易くなった。

今日の説明会の冒頭、地元土地改良区からの挨拶のなかで、西条におけるほ場整備率は30%と、県平均の50%を大幅に下回っているとの話があった。
以前から、地元西条のほ場整備の遅れを感じていたが、やっぱりこの方面での事業が進んでいないことが分かった。
それが今回の採択要件の緩和に繋がったことは確かなことだろう。
農の基本は土地である。それをないがしろにして「食と農」は語れない。

氷見地区でのほ場整備事業の見通しは、今日の時点で世話人の選定まで行えたことによって一歩前進。農に生きる方々の健闘を祈る。


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