| 2002年09月17日(火) |
日本人拉致問題。法治国家としての尊厳は |
TVは朝から、小泉首相の訪朝を特集している。 いろいろ用事を片づけていて、昼間は見られなかったが、仕事も一段落した夕方からの報道を見て呆然とする思いだった。 日本人拉致問題。 25年も行方しれずになり、朝鮮にいるらしいと判ってからの、家族の問題解決を望んで待ち続けた日々。 それが、突然の首相訪朝が決まり、今日こそはとの期待に高揚した顔。 だが、一転、死亡が確認されたと判ってからの記者会見に臨む苦痛に歪んだ顔。 涙無しには見られなかった。 日本は法治国家のはずだ。それが何故、自分の意志とは違う状況の下、異国の地で人生を終わらなければならなかったのか。 長く続いていた東西冷戦の犠牲者として、国は、拉致された方々の苦労に対して報いなければならないと思う。
伝え聞くところによると、今回の急転直下の首相訪朝決定は、相手国の経済状況の悪化による、国民生活の困窮が大きな要因らしい。言わせてもらえば、日本国外交の成果として、今回の問題が打開されたのでは無いということなのか。 今回の首相訪朝が大きな成果があったことは素直に認めるが、心の中に大きなわだかまりを残している。
日本は国を守るとの名目の元、何兆円もの防衛費を使ってきた。しかし、そんなものは日本人一人の自由を守ることに何の役に立ったと言えるのだろうか。 折しも日本は今、戦争をするための法律「有事3法案」を制定しようとしている。 経済政策の失敗から、国の全てががたがたになっている時期に。 私は、日本の一地方の吹けば飛ぶような一政治家だけど、大きな流れに棹さしても、嫌なものは嫌だと言い続けなければならないと、改めて思い起こした一日となった。
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