| 2007年01月08日(月) |
南仏プロバンスの12ヶ月 |
そういえば、ニッポンでもプロバンスが一大ブームになった時期がありましたよね。ピーターメイル著「南仏プロバンスの12ヶ月」が世界的にベストセラーになった頃、10数年前だっけ。
ドイツにいた頃で、ドイツ人のお友達が絶賛していたので、私も読んでみました。ドイツ語版。読破したけどどこまで理解してたんだか。。。
邦訳文だと、おフランス崇拝主義、プロバンス楽園妄想を掻き立てるような気取ったくどい言い回しをしてあるのかもしれないけど、ドイツ語だったので理解に限界があったし、筆者の感嘆をあっさり淡々と読了。
日本からみれば、プロバンスといえば異国そのもの。だから、自然の風景、植物、食事、農作業のひとつひとつの描写が、超カルチャーショーック!! ってなかんじかもしれない。
当時、欧州ドイツの片田舎の農村に暮らしていた私は、風景と気候と樹木の種類がやや違うだけで、のんびりした田舎生活なら比較的イメージしやすかったかも。フランス的田舎もこんな感じなんだろうな、とも思えたし。
筆者・ピーター・メイルの知人の親切な農民みたいな人も、私の周りにたくさんいたもん。近所の素朴なドイツ人たち。「ドイツ・ヘッセン州の11年間〜ビール腹を愛した日本人女性〜」という本でも出せるくらいだよ。←??? あんまり面白くないって?
///// 言い回しがあっさりしているかもしれないけど。
リッチで華やかなコート・ダ・ジュールには憧れるけど、ワタクシ的にはあのプロバンス地方の田舎臭さがなんともいえずよかった。どこの国へ行っても田舎は田舎。人が素朴。
途中、レンタカーで道に迷った時、見知らぬおばさんにゴルフ場のパンフレットを見せて、行きかたを尋ねた。太ったおばさんは私の二の腕をむんずと掴み、ニンニク臭い息を私の顔に吹きかけながら、身振り手振り+早口のフランス語で一生懸命、道を示してくれた。言葉は一切わからなかったけど、意気込みだけでなんとなく道順だけはわかった。
Merci beaucoup. Au revoir!
満面の笑みでフランス風バイバイの仕草をしてくれた。
/////
私たちが行ったところはピーターメイルが移住した土地からは、ずいぶん離れているけど、「自然の質」にはさほど違いはない。
そこかしこに観光客には計り知れない、質の高い自然があるんだろうな。
どの家の庭にも道すがらにも、たくさん糸杉があったよ。 糸杉くらい、ドイツにもポーランドにもあるんだけど、プロバンスの糸杉は、さきっぽがちくちくしていて、形を細くきれいに整えてあった。 ちくんちくんと空にそびえる先端にちょっとフランス的気品を感じたよ。
プロバンスの山の稜線とこの糸杉たちが一番印象的だったかも。。。
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