なーんか、涙が出そうになるくらい懐かしいことを思い出してしまった。
20年前のちょうど今頃。1985年2月。私、大学2回生。 後期試験を終えて、富山の実家に帰省していた。
14日の晩に、大学のクラブもクラスも一緒だったお仲間からTELあり。 バレンタインのチョコを友達に託けてさっさと帰省したので、そのお礼と2、3のクラブの伝達事項。
ひと通りの用件を聞き終ったあとで、ぽつりと言ってみた。 「春休み、暇やったら、富山にスキーしにおいでよ」って。 「うーん、せやなぁ……」 と、にえきらん返事をしていたというのに、3日後に後輩の男の子を引き連れて、本当に大阪からスキーをしに実家に遊びに来た。
雪道なんか走ったこともないのに、チェーンも巻かずに北陸自動車道を何時間もかけて走ってきた。無事家にたどり着いたとき、彼らの笑顔を見てこっそり安堵の涙が出てしまった。
スキーは、宇奈月温泉と立山極楽坂スキー場にいった。 県外の大阪ナンバー、しかもノーマルタイヤで。 周りにばんばん追い越しを掛けられながらだったけど、なんとか無事行ってきた。なれない雪道、しっかしよく頑張って走ったよ。
後輩君はスキーずぶの初心者だったけど、何とか滑れるようにはなった。 私たちはまぁまぁ滑れるので、富山のスキー場の狭いゲレンデで楽しんで滑ってきた。
夜は連日、うちのお母さんの手料理を食べて、お酒をいっぱい飲んだ。 一升瓶とかぺろりと空けて、コタツでぐーぐー雑魚寝した。
春休み明けの新学期。 会話の授業で、春休み中に何をしたか順番に言わされた。 Cクラスの学籍番号、私が34で、彼が36。
二人ともたて続けに、「TOYAMAでSKIをしました」などと同じことを言ったので、周りからヘンな誤解を受けてしまった。彼も、妙にもてるオトコだったのでこっちも一部の女子から恨みを買ってしまった。 あたしゃ知らんちゅーに。
それにしても。なーんか、いろんなことを思い出す。 20年前の春休みはすごく濃くて、他にもいろんな出来事があった。 あちこちでいろんな恋が始まって、あちこちでいろんな恋が散っていった。 私は当時誰のことが好きだったんだっけなぁ。あはは。忘れちゃったよ。 でも、みんなホントに青春真っ只中ってなかんじで楽しかったなぁ。 うーん、どれもこれもみーんななつかしいぞ。 社会にでたら、大学時代の仲間とは疎遠になることが多いようだ。 でも、私たちはいまだに大学のクラブの仲間と交流がある。 一時帰国したら必ず大阪で集まる。これってすごいことなんだと思う。
きっと、お爺さんやお婆さんになっても連絡を取り合っているんだろうなと思う。昔のノリのままで。
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