2009年04月27日(月)  脚本のネタにもならない話

2歳児娘のたまが、家のどこからかハンコを拾ってきた。さくらの花びらの真ん中に「たいへんよくできました」のハンコ。広告会社時代、プレゼン用のレイアウト原稿を作るときの資料でデザイナーが買ったものをもらった記憶がある。

「ぺったんしたい」とたまが言うので、インクパッドを与え、おむつに押させることにした。いいウンチをあらかじめほめるとしよう。子どもはハンコが大好き。目を輝かせて、ぺったん、ぺったん。満足そうに「できた!」と差し出されたおむつを見ると、「たいへんよくできました」ではなく……

「ふつうです」となっていた。不意打ちを食らうと、おかしみが倍増する。「ふつうです」という謙虚さとおむつの組み合わせが、なんともおかしい。

その出来事の少し前、たまが夕食の席で突然「みんな、ぜいたくなんだから!」と怒った口調で主張を始めた。「何それ?」と聞くと、保育園のお友だちがそう言うのだと答えた。「そう言われたら、みんなどうするの?」と聞くと、「はい、そうですっていうの」としおらしい答え。2歳児が小さな頭を並べて反省している図を想像して、吹き出した。

さらにさかのぼって、昨日のこと。ベランダに向かって、たまが「カメラもってるひと〜」と連呼し、うちの子がついに壊れたかと心配したら、プランターに立っている「カメラを構えたm&m人形」(写真左奥)に呼びかけていた。

こういうエピソードは、当事者を知っていている家族だから面白いのであって、わたしが笑いながら披露しても、人にはあまり受けない気がする。だから、脚本のネタにもならなさそうだけど、ささいなネタだからこそ書き留めておかないと忘れてしまいそうだ。

ネタにもならない話といえば、休日にダンナが「今日も君はサシスセソだね」と言い、「なんのこっちゃと思ったら、「サシスセソ」=「サ行」=作業(仕事)のことだった。

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