2009年04月13日(月)  子どもそっちのけで親が夢中に!アイビーズ

昨日ご近所仲間の会の会場を提供してくれたK家夫人のキョウコちゃんにプレゼントしてもらって、「アイビーズ」というものの存在を知った。極細極短(直径1ミリ長さ3ミリのような小ささ!)のストロー状ビーズを突起のついた台に点描の要領で並べて行き(中が空洞なので、点描ではなく丸描?)、仕上げにアイロンをかけると、あら不思議、ビーズが溶けてくっつきあい、板状のオブジェが完成する。アイビーズはアイロンビーズの略だろうか。

面白そうだけど、この細かいビーズが床にちらばったら片付けが大変だと敬遠して、2歳児娘のたまの目につかないところに置いたのだが、めざとく見つけた上に、「これ、かたまるの?」と聞いてきた。どうやらキョウコちゃんから使い方を説明されたときにわたしが「へーえ、固まるの?」と驚いたのをばっちり覚えていた様子。たまの目は「やってみたい」の好奇心でらんらんと輝き、箱を開けるしかなくなった。

対象年齢は6歳以上で、たまはビーズをつかむことはできるが、台に立てる器用さはない。ところが、大人の無骨な指だと小回りがきかず、ビーズを立ててはなぎ倒すの繰り返しで、もどかしいほどはかどらない。顔つきが険しくなるのを自分でも感じながらムキになっていると、母親をビーズにとられて面白くないたまがちょっかいをかけてきて、振り出しに戻る。「もう、ママがやってるのに!」と思わず声を荒げ、たまは泣き出す始末。ううむ、おもちゃに親が夢中になって子を泣かせてしまうとは。昔リリアン、今アイビーズ?

キャラクターを作れるセットになっていて、図柄見本が同封されているのだけど、デザインは自由自在。たまのリクエストに応えて「おうち」と「ハート」を作り、最後にネームプレート代わりに「タマ」を作った。ほどよくビーズ感を残して固めるアイロンがけの塩梅が難しく、くっつきが足りないとビーズがバラバラになってしまうし、溶けすぎるとのっぺりする。3作目がいちばんうまくできた。熱で変質するといえば、子どもの頃プラバン(=プラスチック板)に油性マジックで絵を描き、オーブンで焼いてアクセサリーを大量生産したけれど、あの感覚にも似ている。あとひとつぐらい作れそうな量のビーズが残ったが、つきあいきれないたまが「ねる」とぐずり、おもちゃをしまった。

最近の子守話は、たまが主人公の「ニュースたま」。テレビのヘッドラインニュースの口調を真似て今日の出来事を報道し、「♪ニュ〜スたま」とジングルをはさむと、たまはご満悦で「おもしろい」と相づちを打つ。自分が世界の中心になっていないとつまらないという性格は困ったもので、朝ドラ「つばさ」は「たまちゃんでてないから、おしまい」となる。でも、今日は初めて「あした、つばさみようね」と歩み寄りを見せてくれた。

子守話54 ニュースたま

きょうもたまちゃんはほいくえんでたくさんあそんだもようです。トイレもしっかりできて、おむつは1まいですみました。
♪ニュ〜スたま

たまちゃんはばんごはんのおでんのウィンナーひとりで3ぼんもたべました。おデブよほう、いちだんとよこにおおきくなるでしょう。
♪ニュ〜スたま

たまちゃんとママはビーズのおもちゃであそびはじめましたが、ママのほうがむちゅうになって、たいくつしてしまいました。
♪ニュ〜スたま

たまちゃんはまちくたびれて、はやくねようよとなきました。ねむかったのでおふろもはみがききもやめました。
♪ニュ〜スたま

それでは きょうはここまで。たまちゃんはたのしいゆめをみて、あしたのあさはママと「つばさ」をみるよていです。
♪ニュ〜スたま

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