2008年12月01日(月)  生きることは、おくりものをおくりあうこと。

ひさしぶりに著書にサインをした。絵本ナビというサイトで『子ぎつねヘレンの10のおくりもの』が紹介されているのをダンナの同僚が見つけ、「奥さんが書いた本?」とサイン本を頼まれた次第。うちの娘のたまより1歳上の女の子がいる女性で、子どもに読み聞かせる本を探していたところ、偶然発見されたのだという。早速サイトを見てみると、ヘレン絵本のページがあり、「人生の宝物」などのレビューが寄せられていた。

ちょうど一週間前には、今井雅子ファン最高齢、80歳の余語先生からもヘレン絵本のことで電話があり、娘さんを亡くされた方に贈ったところ喜ばれましたという報告をいただいた。タイトルに「おくりもの」という言葉が入っているせいか、プレゼントにされることが多く、「手持ちの分をすべて贈ってしまったので、また購入したい」と余語先生。新しい命を授かった人にも、愛しい命を喪われた人にも、この絵本があたたかい何かを届けられたらと願う。

娘のたまも2歳を過ぎて、読んでとせがむようになった。まだ文字を追えないので、本棚に並んでいる日本語版と中国語版を両手に一冊ずつ持って「おんなじ、おんなじ」と喜んでいる。自分の書いた絵本のページをわが子がめくるさまは、わたしにとって何よりの贈り物。絵本が手紙代わりになって、身近な人や離れた人とつながる機会をくれ、刊行から2年以上経っても感想や反響が舞い込むのがうれしい。絵本のサインには「生きることは、おくりものをおくりあうこと」というメッセージを添えている。

絵本と言えば、最近ちょくちょくお邪魔している制作会社のロボットで、『つみきのいえ』という絵本をいただいた。家が水に沈むたびに上に上にと建て増ししてきた積み木のような家の話。家を下へ下へとたどると、そのときそこで暮らしていた家族の思い出が蘇る。過去が深いところに沈むという家の構造が人の記憶に似ている。ヘレン絵本と同じく、こちらも映画から生まれた絵本。同名のアニメーション映画を絵本におこしたのだそう。

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