2008年09月04日(木)  佐瀬寿一さんと『はだしになって』

『およげ!たいやきくん』『パタパタママ』といえば、わたしが子ども時代に最もよく歌ったベストテンに入る思い出の歌。その作曲を手がけた佐瀬寿一さんが、わたしの書いた歌詞にメロディをつけてくさった。広告会社時代の大先輩、濱田哲二さんがコーディネイターと佐瀬さんとともに「チャイルド・オアシス・ソング」というプロジェクトを立ち上げた縁で、「今井も何か書いてみない?」と声をかけていただいたのだった。4月に歌詞を2つ送って、

>>>2008年4月16日マタニティオレンジ269 『およげ!たいやきくん』作曲家が贈る新しい童謡

待つこと4か月あまり、一案目の『はだしになって』のデモが完成。それを聴きながら打ち合わせしましょうとなり、高円寺にある濱田さんの「ギャラリー工(こう)」で佐瀬さんにお目にかかった。『およげ!たいやきくん』に至っては、子ども会で劇までやった(あの歌をお芝居に膨らませたのは、うちの母だったか?)ので、わたしの思い入れはただものではない。住宅街の突き当たりの道で通し稽古をした30年前のことを話しながら、あの歌の作曲家に会う日がいつか来るなんて考えもしなかったなあと不思議な気持ちと感激がこみあげた。

デモはちょっぴりとぼけた味わいの明るい曲調で、一度聴いたら口ずさめる親しみやすさ。わたしの書いた歌詞の3分の2ほどの分量のメロディになっていて、「これぐらいが歌いやすいと思うんですよ」と佐瀬さん。以前もある人に「君の歌詞はいろんなことを盛り込み過ぎ」と指摘されたことがあったけれど、シンプルにひとつのイメージを伝えることを心がけて言葉を選ばなくてはとあらためて感じた。

他にも「意味はよくわからなくても擬態語や擬音語のような言葉だけで遊ぶフレーズがあってもいい」「一番が春、二番が夏、三番が秋となってるけど、せっかくだから四番の冬まで作ってみては」などとアドバイスをいただく。冬に外ではだしになるのって、どんな場面でしょうねえ。温泉の足湯とか?などと雑談。いただいたデモを聴きながら歌詞を練ることに。

作詞作曲の世界では、CMなどを除いては通常ギャラはなく、印税(著作権料)が作詞料、作曲料となるのだとか。脚本料に加えて著作権二次使用料が入る脚本家とは勝手が違うけれど、そのかわり、売り上げに占める印税のパーセンテージは大きい。「この歌が形になったときはJASRACに入ったほうがいいですよ」と佐瀬さん。加入するときに5万ほどまとまった金額が必要だけれど、年会費のようなものはいらないとのこと。

2007年09月04日(火)  愛すべき映画『Little DJ〜小さな恋の物語』
2004年09月04日(土)  文京ふるさと歴史館
2002年09月04日(水)  暑い日の鍋

<<<前の日記  次の日記>>>


My追加