2007年09月01日(土)  第2回ユニバーサル映画祭

『風の絨毯』でプロデューサーデビューした魔女田さんこと益田祐美子さんは神出鬼没の人で、「いま○○にいるの〜」と突拍子もなく電話を寄越してくる。たいていはその土地と関係のない用で、たまたま思い出して、忘れないうちに電話をかけた、ということが多いのだけれど、今日の電話は違った。「いま函館なのよ〜。ユニバーサル映画祭に来てて、今井さんの噂してたの」と打ち上げらしき宴会の席からかけてきた。昨年立ち上がったユニバーサル映画祭で『子ぎつねヘレン』がバリアフリー上映(たしか日本語字幕と音声ガイドつき)され、好評を博した、という話を聞いていたのだけれど、その映画祭の第2回に益田さんプロデュース2作目の『平成職人の挑戦』が上映されたのだという。実行委員の方が電話を代わり、少しお話しさせてもらう。「赤ちゃん連れも歓迎と聞いたので、ぜひ子どもと行きたいって思っていたんですよ」と話すと、「うちの映画祭は誰でも楽しめるのが売りなんです」とやけに楽しそうで誇らしそうなお返事。函館港イルミナシオン映画祭に加えて、函館に行きたい理由がふえた。

映画で平成職人に光を当てただけでなく、出版や講演やイベントも手がける「平成プロジェクト」なるものを立ち上げ、ますます大忙しの益田さん。その活動にすっかり巻き込まれ、オフィシャルサイトの運営までされているシーボニアメンズクラブの田辺勉社長も函館まで繰り出していた。「僕が作っているサイト見てくださいよ。益田さんと安倍首相の写真もありますから」と言われて見てみると、益田さんが「ものつくり日本大賞」の審査員を務め、首相官邸での授賞式に参加された様子が報告されている。岩波ホールでロングラン上映された『約束の旅路(Va, vis et deviens)』(平成プロジェクトが提供出資)のDVDも10月24日に発売決定。平成プロジェクトも益田さんも、元気、元気。

2004年09月01日(水)  年を取らない誕生日
2003年09月01日(月)  「うんざりがに」普及運動

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