2007年08月07日(火)  シンクロニシティの人

呼んだかのように、響きあうように、同じタイミングで同じことを考えていたことを知って驚かされる。そういう偶然が何度も重なる人がいる。『パコダテ人』『ジェニファ 涙石の恋』で今井雅子を知って以来応援してくださっている大阪のさのっちさんも、そんな一人。『子ぎつねヘレン』の脚本に取り掛かり「ぼくがヘレンのお母さんになる」なんて台詞を書いているときに、飼育員さんがお母さん代わりになって白くまを育てたという実話の本(『人に育てられたシロクマ・ピース』)が送られてきたりする。アンテナの向いている角度が似ているのかもしれない。つい先日も、スターダストプロモーション系列の映画制作会社S.D.P.に挨拶に行ったその日、いまいまさこカフェに書き込まれた話題は、スターダストプロモーション所属の夏帆さんと林遣都さんが共演しているPVについて。交換した名刺からいまいまさこカフェを訪問されたS.D.P.の担当者氏もタイミングの良さにびっくりされていた。

折りよくさのっちさんからメールも頂戴したので、こないだ大阪に帰ったときは急でご連絡できなかったのですが、またお会いしたいです、と伝えると、「ちょうど東京に行く用がありまして」とまたしても打てば響くようなお返事。じゃあ会いましょうということになり、数年前に大阪でお初にお目にかかって以来、二度目の対面が今日叶った。いまいまさこカフェに足しげく顔を出され、わたしの近況も常連さんのこともよくご存知なので、共通の話題には事欠かない。好きなもの嫌いなものは少しずつ違うのだけれど、心地いい、好ましいと感じる基準がラジオの周波数のように合う。こういうことがあってうれしかったんですよ、困ったんですよ、という何気ない話が、すっと通じて説明がいらない。インターネットとのつきあい方、距離の取り方にも近しいものを感じる。メールをやりとりすれば、だいだいとういう人かわかりますよね、と話しながら、この人は最初のメールのときから印象が変わってないと気づいた。

わが家でのお茶を終えて「お邪魔しました」と立ち上がったさのっちさんは、椅子から立ち上がると、迷うことなく洗面所のドアを開けた。90度の位置に立っている玄関へ続くドアにはガラスがはめこまれ、その向こうには玄関が見えている。お酒も飲まずにこのドアを間違えるのは、堂々たる方向音痴である証拠。わたしも飲食店でお手洗いを目指しては物置きのドアを開ける常習犯なので、同志を見つけたようでうれしくなった。方向音痴ではあるけれど、好きなもの、気の合う人にたどり着ける嗅覚はしっかりしている、というのが二人の共通点らしい。

2005年08月07日(日)  串駒『蔵元を囲む会 始禄 小左衛門』
2004年08月07日(土)  ご近所の会・一時帰国同窓会
2002年08月07日(水)  ティファニー

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