2007年08月04日(土)  マタニティオレンジ154 タマーズブートキャンプ

ビリーズブートキャンプなるものを知ったのは、DVDの爆発的ヒットを受けてビリー氏が先月来日した際なので相当世間からは遅れているが、活字から情報を得るばかりで、映像はまだ見たことがなかった。今日、ご近所仲間のK邸を一家で訪ねたら、「見ます?」と言われ、拝見。この手の流行ものに飛びつかなさそうなK氏が、同僚の腹筋が割れたのを見て効果を確信し、購入したのだとか。「私もほんとに腹筋が固くなってきまして。まもなく6つに割れそうです」とK氏。早速ダンナがやる気を出し、テレビ画面のビリー氏とその生徒たち(皆すでに腹筋が割れている)とともにエクササイズ開始。5分も経たないうちに「ひ〜きつい〜」と音を上げはじめた。

傍で見ているたまは、筋肉を震わせながら上下左右に揺れ動くパパに興味津々。「もっとやれ〜」とけしかけているのか、「がんばれ〜」と激励しているのか、「おうおい」と言いながら手を振っている。ビリー隊長の檄よりも愛娘の声援のほうが発奮効果があるらしく、ダンナはそれから20分ほど持ちこたえた。K氏がところどころ早送りして、とくに効きそうなエクササイズを選んでくれたので、「きつい〜」の連発となった。

帰宅してからもDVDの内容を思い出し、たまをおなかに乗せて腹筋、背筋。もともと、たまは腹筋背筋を見るのが大好き。どうやら顔が近づいたり遠ざかったりするのが楽しいらしいのだが、「たまちゃん腹筋」と称してダンナがときどき筋トレと子守を兼ねてやっていた。その割にはビリーDVDでは早々にばてているので、たまちゃん腹筋で強化されるのは父娘の絆だけなのかもしれない。今のところ、わが家はビリー隊長にお出ましいただかなくても、へなちょこタマーズブートキャンプが相応のよう。年頃の娘になったたまが「パパ、おなかたぷたぷでかっこ悪〜い」と言い出す頃には、すでに懐かしグッズとなった大量のビリーDVDが破格で出回っているだろう。

2006年08月04日(金)  プレタポルテ#1『ドアをあけると……』
2002年08月04日(日)  キンダー・フィルム・フェスティバルで『パコダテ人』

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