2007年04月21日(土)  マタニティオレンジ109 ご近所仲間とたま8/12才

午前中に友人ミヤケマイの個展を見た帰り、8月22日生まれの娘のたまの一日早い8/12才ケーキを求めて、銀座を奔走。まずは大好きなアンリ・シャルパンティエの銀座店へ。重厚感あふれるショーケースはステキだったけれど、ホールケーキはピンと来るものがなく、松屋へ向かうことに。と、通りの向こうにダロワイヨがあるのを思い出し、ショーケースに並んだ春の新作の中に、てんとう虫のケーキを発見。形は最高だけど、ボリュームが足りないかな、とやっぱり松屋へ。スイーツ売場をうろうろしてたら、色とりどりのプチシューが目に飛び込んだ。そうだ、これをてんとう虫のまわりに飾ろう。お店はと見ると、アンリシャルパンティエ。プチシューを8つ買ってダロワイヨへ引き返し、てんとう虫一匹とプチシューの援軍のプチガトー3つを買い、店を出て駅へ向かう途中で思い出した。「肝心のプレートを忘れた!」。急いで引き返し「たま8/12才」と書いてもらう。行ったり来たりのせいで、家に帰りついたときにはプチシューはこぞって逆立ちし、頭のクリームが箱に擦り付いてはげてしまっていた。そんな失敗話もまた、バースデーケーキのトッピングということで。


マンスリーゲストはご近所仲間のK一家と、T氏とM嬢のカップル。食欲と好奇心が旺盛で、気が合い、話が合い、集まるといつも時間を忘れてしまう大好きな人たち。ご近所仲間ではこのところ年に一人女の子がふえていて、たまは「三女」となっている。「次女」は、たまより一年早く生まれたK家のまゆたん。「カマちゃん」とたまのことを呼んで、かわいがってくれている。「長女」はロンドン在住のY家のユキちゃん。一時帰国して三姉妹そろう日が楽しみだねえと話す。親戚の子のような親しみを込めて互いの子どもの成長を楽しみあえるご近所仲間の存在は、とても心強く、ありがたい。

メニューは、毎度の魚屋てっちゃんのお刺身と、定番のまぐろとアボカドのサラダと、近所のお肉屋さん自慢のステーキと、手づくりパン。せっかくいい脂があるんだから、ガーリックライスを作ったら、とK夫人が提案し、作り方を伝授してくれる。ステーキを焼くときの脂と肉の脂身部分をにんにくとともに細かく切って塩コショウし、ごはんと炒めると、脂がたっぷり米にしみこんで、なんともおいしい。「危険だ〜」と言い合いながら、あっという間に平らげる。

たまは終始ごきげんで、愛想をふりまいていた。7か月からの一か月は、保育園に行き始めてからの成長に目を見張るものがあった。離乳食は裏ごししたものから粒々のものに。ハイハイはおしりが上がるようになり、片手ずつ上げて椅子の足やわたしの手をつかむようになった。「バアバア」「パアパア」とハ行の音を発音することが多かったのが、「マアマア」「マンマア」とマ行がふえてきた。次の月例誕生日までには「ママ」と呼んでくれるかもしれない。

2002年04月21日(日)  貧しい昼食

<<<前の日記  次の日記>>>