2007年02月02日(金)  マタニティオレンジ70 子連れで江戸東京博物館

友人アサミちゃんを誘い、特別展「江戸城」(3/4まで)めあてに江戸東京博物館へ。ここはわたしの好きな場所のひとつで、心惹かれる特別展があると足を運んでいる。赤ちゃん連れでも大丈夫なのかなと事前に調べたら、授乳室があり、ベビーカー貸し出しもやっているというので、安心して出かけた。

平日の昼間だから空いているだろうと思ったら、江戸城展はベビーカーが割り込む隙間を見つけるのは一苦労な混み具合。休日よりはよっぽどましなのだろうけれど、人並みが途切れた瞬間を見計らって陳列棚の前に滑り込んだり、人垣越しに背伸びして見たり。信長や家康の残した文書を見ながら、「朱印状って習ったよね」「あったよねー朱印船」などと歴史の時間を懐かしむ。昨年一緒に観た『築城せよ。』を思い出して、「映画に出てたお城の設計図もこんな感じだったねえ」とも話す。昔の人の遺した手紙や日記や作られたものや使っていたものと数百年の時を経て対面するのは、不思議な気持ち。それらのものがあるということは、たしかに人が存在したということで、人はいなくなっても、ものはたしかに存在している。半分ぐらい見たところでたまが大声で泣き出してしまった。江戸ワールドに引き込まれている人々を現実に引き戻してしまっては申し訳ない。ベビーカーからたまを引っこ抜いて抱っこにし、アサミちゃんにベビーカーを押してもらう。それでもぐずるので、残り四分の一ぐらいは駆け足で通り過ぎる。一瞬見たお菓子(もちろん和菓子)の再現サンプルが迫力満点。横長の饅頭がオムレツのように大きかったのだけど、あれは原寸なのか展示用に拡大していたのか。

おむつ替えシートではなくベビーベッドが置いてある立派な授乳室で授乳とおむつ替えをして、たまのごきげんが持ち直してから常設展へ。こちらはベビーカーで回るスペース十分だったのだけど、たまはだっこのほうが良さそうなので、ベビーカーを返却。課外授業で来ている高校生の女の子たちが「かわいいー」と寄ってくる。中国語を話す女の子のグループも近づいてきて握手攻め。名前を覚えてもらって、別な場所で再会すると「たまちゃーん」と呼びかけられる。歴史の展示物の中に赤ちゃんがいると新鮮で面白いのかもしれない。

わたしもアサミちゃんもジオラマやミニチュアで再現された昔の暮らしや町並みを見るのが好きで、「よくできてるねえ」と感心しながら見て回る。昔の出産風景なんて展示は以前来たときもあったのだろうけれど、当時は関心がなかったせいか記憶に残っていない。産婆さんの膝に新生児を立てかけるようにして沐浴したのは、へそからばい菌が入らないようにするためだとか。期間限定の「北斎展」も面白かった。北斎は時期によって名前を変えながら作品を発表していたそう。最初は挿絵画家からスタートというのは現代のイラストレーターにも通じるものがある。

赤ちゃん連れは行動の自由度が低くなるけれど、アサミちゃんにつきあってもらったおかげで、かなりじっくり見て回ることができた。ママ仲間同士だとお互い様の気安さはある代わりに全員手がふさがっているという弱点がある。手の空いている道連れがいると、ぐずったときに「荷物持ってて」や「あれ取って」を頼めるので助かるのだった。博物館へ行く前の腹ごしらえのランチも、交替でだっこしながらしっかり完食。「両国のおいしい店」を検索して見つけた『自然食レストラン 元気亭』は、雰囲気も店員さんの感じも良く、カラダにやさしいメニューが充実していて、また行きたいお店。

2005年02月02日(水)  しましま映画『レーシング・ストライプス』
2003年02月02日(日)  十文字西中学校映画祭
2002年02月02日(土)  歩くとわかること

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