2006年11月24日(金)  マタニティオレンジ32 「手で舐める」ベビーマッサージ

今月、ベビーマッサージの講習を二つ受けた。一つ目はベビーヨガ&ビクスの教室主催のもの。オイルではなくジェルを使う。樹万培(いつきまんばい)社のウォーターハーブジェルは、低刺激でほのかなハーブ(ラベンダーまたはカモミール)の香り。さらっとした使い心地なので、お風呂上がりや汗ばむ季節によさそう。バスタオルを広げた上で赤ちゃんを裸に。おむつだけは広げるけれど外さない。気持ちよくなった赤ちゃんがあちこちで放水し、「キャー、やったわ!」「うちもうちも」。

「足の裏の湧泉(ゆうせん)のツボは体をあたため、下痢や風邪に効きますよ」「おへその横の天枢と仙骨は便秘に効きます」「吐くときは緊張で肩が凝るので頭をマッサージするといいですよ」「夜泣きや不眠には手足の指先をさわってあげてください」などとアドバイスされながら実際にやってみる。「ママの体で試してみて気持ちいいところをしてあげるといいですよ」とのこと。腕や足は筋肉をいろんな方向にほぐすつもりで。ただし、「関節を捻らない」「骨は絶対圧迫しない」。うつぶせのときは「赤ちゃんの表情を確かめながら」。そして、「赤ちゃんの集中力は15分が限界」。マッサージの後は喉が渇くので、授乳タイム。

二つ目のべビマ講習は出産した助産院にて。一回受けたからいいかなと思ったけれど、違う流儀があるかもしれないし、行ってみる。こちらは人体にいちばんなじみやすいというマカデミアナッツオイルを使用。会場で購入してみたけれど、なるほど、オイルだけどべとつきがない。尾骨と仙骨→おなか(腸の流れと同じく時計回りにマッサージ。おへそは触らない)→背中をマッサージして、「最後に流します」。マッサージで「込めた」もの(気?)を体外に出してあげるのだという。「動物は舌で子どもを舐め回します。人間は舌の代わりに手で舐めてあげましょう」と指導してくださった助産師さん。「手で舐める」というたとえはとてもわかりやすく、ベビーマッサージの心構えとコツを言い得ている。

言い得て妙と言えば、出産を控えた会社時代の先輩(ママとしてはわたしが先輩)の家に先日遊びに行ったとき、『江原啓之のスピリチュアル子育て―あなたは「子どもに選ばれて」親になりました』という本があり、その中に、マッサージなどの子どもとのふれあいは「愛の電池の充電」だという例えを見つけた。筆者の江原さんのことは「なぜだかよくわからないけど、やたら売れている人」という印象だったけど、ネーミングセンスもこの人が支持されている理由のひとつかもしれない。以後、「愛の電池を充電している」と思いながらマッサージしている。自分の電池も充電されている気持ちになる。

2002年11月24日(日)  TAMA CINEMA FORUM

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