2005年08月26日(金)  『道成寺一幕』→『螢光 TOKYO』

森下のベニサン・ピットにてtpt公演vol.52『道成寺一幕』を観る。観劇の友の余語先生は能にも詳しく、「能の道成寺では鐘の中に男が閉じ込められる」と話されていたが、三島由紀夫作の戯曲は「箪笥の中に男を閉じ込める」話。ベッドも入り、中から鍵もかかる広大な箪笥のオークション。だがその箪笥はいわくつき。因縁をつけにきた女を演じるのが中嶋朋子さん。
tpt vol.52「道成寺一幕」 ベニサン・ピット

作:三島由紀夫 
演出:トーマス・オリバー・ニーハウス
美術:松岡泉 照明:笠原俊幸 音響:長野朋美
衣装:原まさみ ヘア&メイク:鎌田直樹
舞台監督:増田裕幸/久保勲生
出演:中嶋朋子/塩野谷正幸/千葉哲也
   大浦みずき/池下重大/植野葉子 他

六本木に移動し、博報堂から独立したてっしー(手島領)がCMプランナーの前田康二さんと立ち上げた『螢光 TOKYO』のパーティーへ。谷山雅計さん(この人の書くコピー、好き)の『谷山広告』と同じフロアに事務所を構えたことから、「谷螢」という名のジョイントパーティーになっていた。

競合代理店にいたてっしーとは、98年のカンヌ広告祭で知り合い、一昨年パタヤのアドフェストで再会。生茶のCMなどメジャーキャンペーンを手がける一方、宮崎あおいちゃんが出演したリップスライムのPVを演出したり、最近ではJAM FILMSも撮ったり(『NEW HORIZON』という作品)。あっちを向いてもこっちを向いても、広告関係者やら映像関係者やら見知った顔や一方的に存じ上げている顔が。会場で落ち合った元同僚のY姉いわく「ひさしぶりだなー。業界が束になってかかってる感じ」とは言い得て妙。

メゾネットの事務所はドラマや映画で描かれる「めいっぱいかっこよくしたクリエイティブ・ブティック」の上を行くオッシャレーな空間。打ち合わせの椅子はスケルトン。お行儀よく並ぶマックのまわりはすっきり。独立したとはいえ代わり映えのしない食卓で資料の雪崩と闘いながらパソコン打ってるわたしとは、何たる差。今をときめくクリエイターは、やることなすことかっちょいいのでありました。

2004年08月26日(木)  土井たか子さんと『ジャンヌ・ダルク』を観る
2003年08月26日(火)  アフロ(A26)
2002年08月26日(月)  『ロシアは今日も荒れ模様』(米原万里)

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