2003年02月03日(月)  納豆汁・檜風呂・山葡萄ジュース・きりたんぽ

■8:30の目覚ましで起きられず、9時過ぎ起床。さくらの間を出ると、昨日の夜から噂に聞いていた納豆汁のにおいが廊下に垂れ込めていた。納豆をすり鉢ですり、味噌と混ぜて作るお味噌汁。これはおいしい。昔は納豆がダメだったけど克服してからは大好きになった。東京に帰ったらやってみよう。すりこぎを大根や山椒にすると風味が出るんだとか。■「ぜひ貸切風呂を体験して」と映画祭の吉村さんにすすめられ、檜風呂に入る。フロントで鍵を借りて離れにある風呂に着き、風呂の栓をしてからフロントに電話を入れると、ドドーっとお湯が噴き出て湯船を満たす。し、しかし…熱すぎて足をつけただけで限界。床にお湯を打ちつけてスチーム風呂で我慢することに。うーん、もったいない。

■10:30チェックアウト。宿の外は絵に描いたような雪景色。目の前の家の屋根では男性二人が慣れた腰つきで雪おろし。昨日のわたしたちとは大違いで、ものすごい勢いで雪をどけていく。足元がすべらないように数センチ分残しておくのがコツなんだそう。昨日からいたずらばっかりしている前田監督がわたしや一沙ちゃんを雪山に突っ込ませようと押してくる。全身雪だらけになった仕返ししようとして後ろから回ったら、再び雪山に突撃。雪と遊ぶのは去年の夕張以来。なんだかよくわからないけど、おなかの皮がよじれるほど笑った。
■昨日の夜、おいしくておかわりしてしまった山葡萄ジュースはこの辺の名産のようで、宿の近くの民芸屋『重兵衛』の喫茶メニューにもあった。昨日よりもすっきりした飲み心地。こちらもゴクゴク飲み干してしまう。このお店、内装も置いてある物もとってもセンスが良かった。店の外で小松先生にかんじきを履かせてもらう。新雪の上をすいすい歩けて、足が水すまし(雪すまし!?)になったよう。これは便利。
■車で40分走って十文字町に戻り、割烹『勝巳』で昼食。つい先日、地元出身の俳優・長島敏行さんの案内で自慢のきりたんぽがテレビで紹介されたばかりというお店。お話上手でおちゃめな美人ママが作ってくれるきりたんぽは史上最強の味わいだった。本場のきりたんぽを食べる夢が最高の形でかなってしまった。その前に手をつけた小鉢も絶品。朝食を食べて数時間しか経っていないというのにペロリとたいらげてしまう。それにしても二日間でよく食べた。ふと時計を見ると、「もう行く時間だ!」。記念撮影して一路空港へ。映画祭の小川さん、藤原さん、吉村さん、十文字西中学校の小松先生、後藤先生は空港ロビーまで見送ってくださる。みなさん冗談好きな楽しい方ばかりで、短い滞在時間ではあったけれど、話が尽きることはなかった。映画に、教育に、それぞれ情熱を燃やされている姿から、いい刺激をもらった。秋田は初めてだったけど、ずいぶん近い町になった気がする。■「パコダテ人はたくさんのプレゼントをもたらしてくれた」と今日発売の『月刊シナリオ』作家通信に寄せたコメントにも書いたけれど、またひとつ、宝ものにしたいプレゼントが増えた。映画って、ほんとにいいな。

2002年02月03日(日)  教科書

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