1998年06月20日(土)  カンヌ98 1日目 はじめてのカンヌ広告祭へ 

(勤務していた広告会社マッキャンエリクソンに提出したカンヌレポートより)

ついに出発してしまった。3月頃に行くことをきめて、あっという間にaujourd'huiである。とても忙しい日々が続いて、ヒコーキの中でやっとおちつけた感じ。現地に入る前に、「心構え」だけ書いておこう。

カンヌでのテーマは、ありきたりだけど「出会い」にしたい。誰かや何かと出会って世界が広がっていくのは、ホントに楽しい。
【たくさんの人に出会おう】
いろんな国の、いろんな会社の、いろんな仕事してる人とできるだけたくさん何かを「交換」して帰ろう。もちろん日本の人たちも。広告フェスティバルに直接参加していない地元の人たちとも出会えたら最高。
【コトバに出会おう】
今までかじった言葉も未知の言葉もいろんなコトバの響きや意味やパワーに出会おう。それがこれからの仕事でわたしの武器になるのでは……。カンヌで見られる「選りすぐりの広告」はもちろん、チラシやポスターやビルボードや広告と名のつくものすべてについてくるコトバに敏感になっていたい。

それにしてもよく揺れるヒコーキだ。とにかく、アンテナを張って、全身スポンジになって吸い込んでくるつもり。決意表明 以上。

7:00 Je me reveil.
12:00 depart
13:30 la boisson エコノミークラスでシャンパン(Coupe du Monde=ワールドカップ仕様)が出るのはさすがAIR FRANCE。
14:00 dejeuner fromageがすごくおいしい。2列後ろがfumerなのでnon-fumerのオッサンどもが吸いにくる。トイレは禁煙(PAS FUMER DAN LA TOILETTES)。
15:45 Je dors. 途中寝たり起きたり。「恋愛小説家」をFraicaisで聴いたらまったく内容がわからず。いい子守唄に。
19:00 diner 青×白の食器がcute。AIR FRANCE MAGAZINEは250pのボリューム。読み応えあり。手描き文字の可愛さに惚れる。とてもおフランス。Plaisir d'etre belle(美しくなるよろこび)のページに担当化粧品を発見。
24:30(現地17:30) Paris Charles de Gaull
とても暑い。J'ai chaud.いきなり空港に放り出され、職員さんに聞いて下に降り、バスでFゾーンへ。一帯は自然光を取り入れたガラス屋根。音質野菜になった気分。横のおばちゃんに時間を聞くと通じた。時計を見せてくれる。
18:30 搭乗。客のほとんどは外人。隣はワキガさん。多分40〜50代のおじさんがスチュワード。日本だと違和感あるのにこっちだと自然。
20:00 NICE着
空港脱出は、いともあっさり。baggage claimのチェックさえなし。タクシーでL'hotel Splendidへ。128FFだが空港価格で145FF。2Fをpourboire。ホテルのreception"Je suis Masako Imai. J'ai reserve au Japon"と名乗ると"Tout a fait”と言ってくれる。
部屋はそんなに広くないけどバルコニー(=みきのタバコ部屋)つきで気持ちいい。鍵(la cle)はプラスティックのカード。海辺を散歩(Nous nous promeneron jusuqu' a cote)する。空と海の青のグラデが素敵。閉じたパラソル(青と白のしましま)も絵になる。人がいっぱい歩いてて安全なとこ、というイメージ。
22:00 すごく疲れて眠い(fatigue+sommeil)  Je dors debout.立ったまま眠れるぞー。一晩中いろんな人の話し声や車の音が続く。でもよく眠れた。

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