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2008年05月02日(金)
終わった・・・でもまだ続く
北方水滸伝全十九巻読み終わりました。後半止まらなくて一気に読んでしまいましたよ。 終わりがもう怒涛というか勢いに押し流されたというか、ハラハラどころじゃないです。やはり最後は圧倒的な兵力差に押し潰された感じ。梁山泊に火が上がり荒らされていく光景があっという間に感じられて辛かった。 しかしこの終わり方は『水滸伝・梁山泊編(完)』という雰囲気です。最後は楊令でしたし。 予想よりも生き残った人が結構いたように思いますが、やはり死ぬ人も多かった。特に安道全と薛永が印象的でした。 「もういいよ、安道全」 湯隆のその言葉も聞こえないかのように最期の瞬間まで治療を止めず医師であり続けた安道全と、今まで人を斬ることが出来なかったのに最後の最後になって剣を振るう薛永が、何かもう無性に胸を打たれます。この二人は最初から最後まで梁山泊には欠かせない存在で、それが失われてしまったのが大きくて、同時に非戦闘員である筈の彼ら(安道全と薛永以外も含めて)がこうして戦で死んでしまうことが悲しくて、命が失われる度に本当に戦争って嫌だなと思うのです。 でも、それでも、それぞれ信念を持って戦おうとする人の姿はとても眩しい。だから私は北方水滸伝が好きなんですね。 しかし趙安の運の良さは異常だと思うのですが。 穆弘の時といい、何でいつもギリギリで倒せんのだ・・・! あとはあれだ、李俊と童猛。何ですかあのやりとり(笑) 前巻の平手打ちといい、叩いたり蹴ったりは身近な存在故の愛情表現だと受け取ったぞ!ああ、受け取ったとも!(笑) ともかく全十九巻、長かったけどとても楽しかったです。読んで良かった。北方さん、ありがとうございました! さて、次は楊令伝だ!(笑) |