|
2005年05月03日(火)
「あなたの頭が御機嫌よう」
「こんにちは。珍しいですね、ユエさんがこんなところにいるなんて」「・・・・・・どうゆう意味だ」 そのままの意味ですよ、と少しの迷いもなく言ってイザヤはユエの隣に腰を下ろした。 因みに彼らが座っているのは牧場の囲いの上である。 数歩先には切り立った断崖と、転落防止の柵が備え付けられていた。 その向こうの湖を眺めたまま、二人は暫く生温い風に髪を揺らす。 「そこから落ちたら大変ですね」 「死ぬだろうな」 「でも魚の餌にはなるでしょうね」 表情も変えずにそう呟いたイザヤにユエは視線を向ける。 そして何かを考えるように逡巡して、イザヤの頭を乱暴に掴むと自分の胸に抱き寄せた。 「うわ・・・っ・・・ちょっと何するんですか!?」 「いや、寂しいのかと」 「誰、がっ!」 バシン!と思い切り背中を叩いてユエの腕から逃れる。 ユエは痺れる背中を押さえて、大した反省もなく軽く笑ってみせた。 「折角慰めてやろうかと思ったのに」 「・・・頭沸いてんですか?」 「・・・・・・ホント可愛くねぇ・・・」 「可愛くなくて結構。それじゃあ、暫くお元気で」 ふいと顔を逸らして歩き出したイザヤを引き止めず、ユエはその背中に言葉を投げる。 「それではご機嫌よう、軍主殿。御武運を祈っております」 「・・・本当に頭おかしくなったんですか?」 思わず顔を顰めて振り向いたイザヤに、ユエは心底楽しそうに笑い声を上げた。 --------------------------------------------------------------------- 「心の底に溜まっていた5つの台詞」 配布元→ 遙彼方様 戦場に赴く人へ。 なんだかんだで仲良いよな、こいつら。 **拍手お返事** >3日0時 うわー、ルクキニ好きさんですかー!有難う御座いますー! ひっそりとルクキニを応援というか推進というか、ともかくマイナーCPですので最近どうにもこうにも飢えてまして、そう言って頂けるだけでも砂漠の中のオアシスを発見したような気持ちになります。とても嬉しいです。 更に素敵と言って頂けるなんて・・・っ! それではメッセージ有難う御座いました! |