終わりなき戯言
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2004年03月20日(土)
改装
色々といじっていたら改装できてました。
繋がってないところがあるんじゃないかと凄い不安ですが。


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 例えば血の流れぬ人形ならば、この温もりも知らずに済んだのに。


「例えば、僕が人形だったら」

 ふわり、と穏やかな微笑みを浮かべたキニスンの表情をルックが見ることはなかった。
 背中合わせに座り込んで、時折思い出したように言葉を発する。
 そうすることが常のようになっていた。
 それが落ち着くといえば落ち着くし、奇妙だといえば奇妙な感じもする。
 正面から話をするような関係ではないのだと、心のどこかで納得しているのかもしれない。
 空気を伝って背中に感じる温度がその存在を示している。
 それだけで十分だった。

「きっとこんな風には笑えない」

 綺麗に笑う彼の姿を見て、人形のようだと言ったのは自分に対しての皮肉だったのか。
 それとも自分がそんな風に笑えないことに対する羨みだったのか。
 どちらとも取れる感情を隠すように、少しだけ嫌味を含んだ声で。

「でも、人はもっと汚い」

 今まで見てきた人達は、決して綺麗だとは言えなかった。
 泥まみれになって、必死で生きて。
 そしてそれが人だと思っていた。
 なのにまるで汚れを知らぬ人形のように微笑むから。
 ルックのその言葉にキニスンは目を細めた。

「なら、僕は人間です」

 呟かれたそれは風に乗ってルックに届く。
 何かが水面に広がる波紋のように響いて、そして静かに沈んだ。


 例えば血の流れぬ人形ならば。
 こんな感情も知らずに済んだのに。


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やっぱりルクキニが好きなんです。
SKIN by YUKIE