日記雑記
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ソンナモノハ妄想ダ
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2006年04月14日(金) 「痴人の愛」

「痴人の愛」谷崎潤一郎
読みました。

ナオミにぐっと来る性質は一般男性に共通なものなのか、それとも単に主人公が特殊な事例なのかが気にかかります。
谷崎氏の著作だし主人公やっぱりマゾだな…と思いつつ読んだのですけど、それにしたって着た服を洗わず部屋をとっちらかす女性がどうしてそんなに魅力的に映るのかが不思議でした。
ただこれは譲治が最初にナオミを甘やかしに甘やかした結果でもあり、引き取られてからもちゃんと普通に育ててもらえなかったナオミはやっぱり凄く気の毒だと思います。

個人的にぐっと来たのは、「友達として清く附き合うのと、誘惑されて又ヒドイ目に遭わされるのと、孰方がよくって?」です。比較的後のほうの台詞。
最初のナオミが可愛らしいので増長して生意気になってからの酷さが見て入られませんでした。中盤の譲治は拙くしたらコメディなのに本当に悲惨なのです。
でも一回追い出された後に戻ってきたナオミはまるで別人のようで、ほんとに悪女って感じでこれはこれで良いかなと思いました。


えびむらさき |MAIL

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