春の日記
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2008年12月27日(土) リチャード三世、イオン化粧品シアターBRAVA!

今年の締めは新感線でした。しかも大阪とか…綱渡りで遣り繰りしております…。劇場は去年「犬顔家の一族」で行ったところですね。今回は二階席最前列でどうかなぁと思ってましたが前のめりになることもなく思ったより普通に見られました。客席も普通に埋ってました。…始まる前のBGMにナイトメア・ビフォア・クリスマスの曲がかかってた気がする…。モニターがいっぱい置いてあって始まるまではどこあの街の雑踏が流されてたようです。どこだろう。
さてリチャード三世ですが、以前に蜷川演出市村正親主演で観た事があります。正直、う〜ん…自分は蜷川演出と相性が悪いのか、な…?という印象とかしか…。シェイクスピアものは劇団四季などでも観た事あるし原作も読んだりしてるので特別嫌いだとかはないです。今回、観る前に原作を読んでいくことはしませんでしたが、同じ名前の人物がよく出てくるので人物関係の把握にちょっとてこずるかもしれません。ストーリーはまあそのままでしたね。演出や衣装は新感線らしい感じがしました。音楽はあんまり印象に残らなかったかな。真っ向勝負でシェイクスピアに取り組みましたね、という感じ。お笑い要素はまあ控えてるかと。
で、キャラクター/役者について。あれっと思ったのが古田/リチャード三世の最初の台詞からなんか聴き取りづらかったところ…かな。二階席だから遠いのかなぁと思いましたがどうなんでしょう、音響の問題かもしれないし。始まるまで忘れてたけどシェイクスピア劇ってことは怒涛のような長台詞、でしたっけね…。最初のところ、モニターより1センテンスくらい早かったのがちょっと気になったかな…。まあさすがにちょっと噛んだりしてましたが全体的に大きいミスはないように感じました。出ずっぱりのような感じなので古田が観たい!という向きには良いのでは。あと、蜷川で観た時にどうしても違和感を感じてたアンを口説くところ。何でいきなり落とされちゃうかなぁ、と苦になってたことを覚えてたんでどうやってくれるかなと思って見てしまいました。で、今回はああそっか、という感じで観れたのでそこは良かったかなぁ…何かナマイキですが。ふてぶてしい悪役ということで面白いです。あ、あの一人で上手く身動きのできない王様衣装は笑いますね。あの死に様にはマーガレットの「犬め!死んだか!」という声が聞こえてきそうな感じでした。他、男性陣はこれといって印象に残るキャラクターはなかったかなぁ・・・別に悪かったというのじゃないですが。あ、王様はダブルキャス
トだそうですね。今回何といっても面白いというか引き込まれたのは女性陣、ことに先王妃マーガレットの銀粉蝶さんが迫力がありました。王妃エリザベスの久世星佳さんは蜷川版でアンでしたね…そのことは覚えてます。最初尊大な感じだったのがリチャードに酷い目にあわされてから人の呪い方をマーガレットに聞いちゃう辺りとか良かったかな。最後にリチャードに娘のことを頼まれた時ってあれはうっかり納得したように見えるんだよなー…もしかしてあの場ではつい納得しちゃったけど後でとんでもない!と思い直したのか?最初からリッチモンド伯の方へやるつもりでその場を逃れるために落とされた振りをしたんだったら面白いけど。この二人に比べるとアンの安田成美さんは特に悪くはないと思うけど少しばかり影が薄いだろうか…。
さすがに長かったですが、思ったほどだれることもなく私は面白く観ました。まあお芝居観るのが初めて、って人にはあんまり勧められない気もしますが(笑)