センパイでリスカをしてるひとがいる。 その人とはまったくそりが合わなくて、 夏にはいろいろと間接的な衝突があって、 今は会釈と簡単な会話ぐらいならできるけど それ以上は必要がない。
そのひとの話が今日ちらっとYとの間ででた。
「結局かまってほしいだけなんでしょ。リスカなんて」
とか言ってた。
それを聞いて、 あー少なくともしばらくはこの傷をかくさなくちゃだなって思った。
誰にもいえないリスカだってあるよ。 誰にもいいたくない傷跡だって 自分でさえ怖い自分の根底がある。
そのころの記憶たちはリスカとつながってる。
あたしはよくぼんやりするから 「何考えてるかわかんないよね。 すっごい考えてるのか何にも考えてないのか」
って別の友達が言ったとき
「こいつは何にも考えてないよー!」って即答された。
いいよね。 ふと自分の暗い部分を上手に見せれるから。
見せれないものだってある。 あたしのそれがあまりに塊で それ以外のものでしかコミュニケーションがとれないんよ。
だけど弱みを他人と共有することで それで少しは救われる人だっている。
あぁあたしは未だあたしの中に閉じ込められてるんだって 見ないようにしてるだけだって
けどこのままでもいいのかもしれない。 このままでやっと、生活できてる。
それでも最近。 少しずつもれてくる。 あの恐怖。 そいつをあいてにしてたら、周りが消えていく。 あたしも消えるやろう。
そんなあんただから あたしは必死に現実にいるんだよ。 友達でいてたいから そっちが満足できるなら、今のあたしでいようとするんだよ。 結局理論や小難しいことを抜きにして 大切だと思える数少ない友達だからだ。
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