昨日はYがRセンパイのとこいったから 一人でぶらぶらあるいとった。 朝の6時くらいにあまりに暇になって ベンチのみんなおるとこに行った。 ヤバイKセンパイちょーおもろい。
そしたら酔っ払いの日本人がどっかから帰ってきた。 と思ったら彼氏やった。 いわゆる千鳥足。 RYセンパイはふつうやった。 で、2人がロビーにおったんで行ってみた。
ら。
何か彼がすごい勢いでしゃべり続けてる。 もともと饒舌な彼やけど、それ超えてた。 何についてかっていうと、演劇について。
話をきいていて、あぁ彼には演劇以上のものはナイんだと。 友情も愛情も全部のその上に演劇があるんだと。 全ての事柄は、役作りの素材にしかならない。
「彼女が手首を切っても、妊娠しても、親友が多重人格でも、それをただおいしいとか、 役者としての自分に経験を与えてくれるとしか思えない。」
と彼は言った。
フツウ仮にも彼女の前でそんなこというかな?って。 でも少しだけ楽になった。
あたしと付き合おうと思ったのは ただセックスがしたいから。
あたしを好きになったんじゃない。
前より冷めて、前より安心した。
この人は、自分が苦しいのをわかってても、夢を追うことをやめられないんだ。
あたしの傷跡を知ったら、 やっぱりラッキィと思うんだろうな。
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