スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2006年07月22日(土) たぶんソレが真実。

自分のことをよく知らない人に勝手な判断を下される。
それはあたしの一部を知っている人を経由して。

その人にとっての「あたし」
あたしの親友にとっての「あたし」
それなりに仲のいい友達にとっての「あたし」

それらはきっと全部違うくて、
価値も、印象も、何もかもが少しずつ違うんだと思う。



だから、他人が他人に伝える「あたし」がどんなものでも
それは一種の「真実」なんだろう。




そう思うと怒りなんて沸いてこない。
そう思うとまっすぐ前を向ける。
それすらがあたしなら
それを変えることはできない。

だって接する相手にはそれぞれの感性や性質があって
あたしはそれを変えることなんて必要なくて
自分を変えるなんて大層なコトする気なくて
だってあたしが好きな友達はこんなあたしを好きでいてくれるから。


あたしはあたし。
何を言われてもされても、そのひとにとってのあたしはそんなあたし。
だったらそれでいい。







この考えこそが、変化。











他人の目線を気にしないふりしてびくびくしてた自分を、
やっと過去にすることができる。







だからといって、それは「自分勝手」に振舞うってわけじゃない。












あの子は「孤独だ」と言うけど
彼女の周りにはたくさんの人がいる。
誰も好きになってくれないなんて、彼女には言えるはずないのに。
多くの人を惹きつける彼女を
誰にも求められないあたしが冷静に見てる。
嫉妬もした。
正直うらやましい。

だけど少しだけあきらめて、少しだけ認めたら、楽になった。








愛されなくてもあたし。

それはどうすることもできない。

こんなあたしを守れるのは、あたしの意思しかない。


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遠莉。 [MAIL]

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