14日に書店を三つまわったのにどうしても見つからなかった『凛花』、結局ネット書店に頼んだのが届きました。分厚い。『アフタヌーン』と双璧? やっぱりとらじはかわいかったし(話も好き)、波津さんの短編にはブサ猫ではなく美猫がおいでになったし、『失恋ショコラティエ』は読むと恋をしたくなる、じゃなくて、チョコ食べたくなる出来でした。ついでにふらんすにもいきたし。
今月末までの仕事がありながら、目先の仕事をいじったりしながら毎日がすぎていってしまってまずいのではないかと思っています。手はつけた、あとは一日一気呵成にやってしまって、そこからちまちまちまちま手を入れるという作業なんじゃないかと思います。さすがにこの週末には「一気呵成」分をやります。じゃないと時間切れになってしまうし。
そういえば、ふと気になって角川ビギナーズ倉シックス(とナチュラルに変換するわたしのワープロソフト。倉×シックス←ネウロのキャラ!?)、いやクラシックスの『和泉式部日記』を買いました。読みました。だって薄いもん。電車のなかで読了。
この『日記』、和泉式部の人生のほんの一ページというか、彼女は続けて美貌の貴公子(兄弟である宮おふたり)と恋に落ち、しかもその両方に数年で先立たれてしまうのですが、先に恋人となった為尊親王の死後、同母弟敦道親王と知り合い、情を交わし、やがて召人として敦道親王邸に移り住んで・・・という部分のお話でありました。
そういえば『凛花』の本誌であるフラワーズで、この和泉式部の物語『恋ひうた』が連載されています。のちに中宮彰子のもとにあがった和泉式部がむかしを回想するという形をとっていますが、最初の夫となった橘の道貞とはすでに結婚し、しかもその結婚に影がさすというあたり。彰子のもとで和泉と同僚になった紫式部がちょっとブサかわいくて気になります。
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