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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2006年04月01日(土)
桜に雨

 陛下のお誕生日が近づいている今日このごろ、べつに、わたしは行かなくても・・・・・・(略)だったのですが、なんだかはりきっている弟たちと母に連れられて伊豆半島は伊東に行きました。泊まりで(そりゃそうか、遠いよ)・・・・・・。留守番は気にするなと言われてもそういうことではないのだよ(むにゃむにゃ)。

 しかし、おそるべし桜のころ。金曜日朝に切符を取りにいったのですがそりゃ大変でした。行きは時間をずらさなきゃ駄目だったうえにグリーン車しかなく、帰りはわたしは一足はやく単独で帰ることにしたのでそんなに苦労はありませんでしたが3枚取るべき母弟義妹のぶんは結局バラバラになってしまいました。

 しかしまあ、それもいたしかたないこと。
 伊豆も桜が満開だったのです。伊豆高原の桜の里では4月2日までが桜まつりで、これを目当てに訪れるひとびとも多いとか。伊東(伊豆高原からは特急で20分ほど)駅に着くと、一生懸命チラシを配っていました。

 伊東は覚えているかぎり二度目です。前と同じリゾートホテルに泊まりました。規模はそれほどでもなくて、エステなんかもありません。エステといえば岩盤浴にちょっと興味があると言ったら、義妹は一度入ってみたけどひとりだったからじーっと15分とか転がっていると退屈した。という話でした。15分? 妄想してりゃ楽勝なのだよ。やっぱり体験してみようかなあ。

 弟・義妹はこのところ仕事が忙しく、とにかくのんびり寝て温泉に入ってがいいということだったので、一休みしてから母とふたりで散歩に出ました。桜がまさに満開です。そしていかにも雨になっていきそうな暗い空です。今日この日をのがしたらもう今年の桜は・・・・・・と思い、川べりをのんびり歩いていきました。犀星の詩碑があったり、川べりには伊東が生んだ文学者・木下杢太郎の詩やスケッチなどの紹介があったり。目的地らしいものはなかったのですが、強いていえば昭和初期〜平成まで続いた老舗旅館が保存されている東海館がそうかな。今は無料で公開されています。欄干の細工とか引き戸の意匠など見どころはたくさんありました。同じころにできた隣の旅館は現在も営業中だそうで、外から見てもしっとりした情緒があり、今度食事だけでも寄ってみたいなと思いました。

 夜はまた入浴したり、『美の巨人たち』でフジタ見たり、『王の帰還』を虫食い状態ですが見たり。ああーやっぱ一緒の部屋で原稿なんて無理ね。というわけで、四月一日の夜は更けていったのでした。