↑というタイトルの本があるのです。名著らしく日本語訳もあるし、売店に英語版売ってた。
ああ、とうとう降ってしまったよ……のみぞれのなかを8時40分ごろ出発。寒いし、9時に着きたいしでバスに乗りました。途中でコロン広場を通ったらセラーノ通り側を封鎖して舞台のようなものを作っています。ここは、あとでさかんに中継されることになりました。
いつも通りゴヤ門(北側)から入場。ちょうど開場で、てれてれ列ができていました。みごとにわが同胞のグループばっかりでした。おお、日曜も8時までやるようになったのね。感心感心。 先日共通入場券を買っておいたので当日券と引き換えてもらうだけでOK。さあ今日はどこから行こうか。 心臓部にあるベラスケスの間にしました。「ラス・メニーナス」があるところ。たっぷり10分ひとりきりで満喫、すごい贅沢です。
その後は適当に見ていきました。暑いから途中でコートをあずけたり。一時間見てカフェで休憩、オレンジジュースとちいさなフランスパンのサンドイッチ食べて。 今回嬉しかったのは、数年ぶりにティエポロを見れたこと。部屋がしまってたり移転だったり? で何回か振られてきたので。ゴヤと同じ翼に移ったのね。ここにある「無原罪の御宿り」のマリアはまさに人類の女王という威厳で、ある話で引用もしています。 前回もいろいろ写真を撮ったけどやはり絵画は照明もおさえてあるしよく撮れない。全体をというならガイドなんかのほうがいいから、今回は猫とか花とか手の表情とかをピックアップしていきました。帰国したら拍手に使おう。
その後は買い物です。弟からの頼まれ物とか。ごく簡単にすませ、荷物を置いて、今回の主眼のひとつである墓参へ。ここはメモ的に。 ・このアルムデナ墓地の墓地使用権は100年で切れる。先般、使用権の切れた墓を大々的に掘り返し、遺骨をcolumbarioと呼ばれるちいさな空間におさめていった。これで墓地の使用状況は劇的に改善? したとか。 ・columbarioには3人分の骨壷が入る。 「え、前に4人分(つまり友人のご両親と本人と、同居だったおばあちゃん)入るって言ってなかった?」 「そう言われてたんだけど、今回父の納骨をしたら3人分だって言われた」 ……そんなんあり? ・花がたくさんあるなと思うと、ほとんどが造花。墓地の前の花やでもたくさん造花を売ってる。ちなみに花の色はなんでもあり。赤も。
そしてアストゥリアス料理のレストランで昼食。 スペインに来たら ・オレンジジュース ・ジャガイモのオムレツ ・ガリシア風タコ を食べねばと思うのであります。一日で全部食べられて満足。おいしかったし。
あとは家で過ごしました。 夕方、また降りだした雨のなかを大規模なデモ行進が始まりました。朝見た舞台はそのため。テロの犠牲者および家族が作る組織が呼びかけ、ETAとの「交渉」に入ろうとしている政府に対して「平和はほしい。でもなんでもいいから平和をというのではない」と、断固とした態度を求めるもの。主催者側の発表では120万人が参加、政府関係機関は11万人。10分の1ですか? どちらが近似値を出していたとしても、とにかくセラーノ通り(銀座のメインみたいなもの、そのうえ北のほうには合衆国の大使館などもある)を埋めたひとびとの波はすごいものがありました。
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