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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2005年02月21日(月)
Le chef? …… CHEF!

 最後までたどりつけるかわからないのでまず今日のまとめをします。

 八時半過ぎ出る。バスにうまく乗れてサント・シャペル(王家の礼拝堂)
→中世美術館(徒歩で行く道すがらチョコ入りブリオシュを買い食べ歩き)
→ダントン広場のカフェで待ち合わせ地下鉄で十六区に移動
→目についたレストランで昼食
→ル・コルビュジェ財団
→付近のアール・ヌーヴォー建築を見る
→バスで移動、ひとりになってパリ市庁舎で下車
→ホロコースト関連の展覧会にまぎれこむ
→チョコレート屋に寄って買い物などしつつピカソ美術館
→マレ地区をそぞろ歩く
→バスで帰る。すぐのところにある大型書店でマンガコーナーに行き使命をひとつ果たす。→ホテルすぐの売店で夕飯を買い、七時前に戻る。

 で夕食。一休みして入浴し、パソコンに向かっています。
 午前中は古典〜中世特集でした。
 サント・シャペル(=聖堂)は王の礼拝堂。セーヌ川に浮かぶシテ島にあります。ちょうど来ていたバスに飛び乗れたので九時十分前に着いてしまいました。そのへんを散歩。長い行列ができているところがあったので寄ってみたら警察でした。滞在許可の申請のためわたしの友人も何度も並んだところだそうです。
 
 サント・シャペルは九時からのはずなのに、どんどん人々が荷物チェックを受けて入っていくので三分前くらいに入ってみました。どうも、同じ敷地内にある最高裁判所へ行く人たちだったみたい。入り口マークに沿って古い教会をぐるりとします。
 入ったところも美しい礼拝堂ですが空港バスのビデオで見た美しいステンドグラスは? とちょっとあせったけど、上がっていくのだということがわかりました。
 抑制されたあかり、そのうす暗がりの上部は圧倒的な光の絵が広がります。赤、そして青。

「なぜこのように美しいものを作る人間が、地上でもっとも卑劣な存在なのだ」
「自分が卑劣で粗暴だから。だから憬れるんだよ」
 たぶんそんな会話はしないと思うんだけど。
 
 そこからは歩いて移動しました。
 途中、BD(バンド・デシネ、いわゆる漫画の略称)とも書いてある書店があったので入ってみたんだけど、アニメビデオがあるだけだったみたいでした。残念。
 
 中世美術館は以前クリュニー美術館と呼ばれていたところ。「一角獣のタペストリー」六枚がある場所です。どの作品にも
・青い「島」のようなものがあり
・その上に貴婦人が立つ。侍女がかしずく場合も。
・貴婦人の両側には一角獣とライオンがいる。
・六枚のうち五枚は人間の五感を表現していると考えられる。
・最後の一枚では貴婦人の天幕に「わが唯一ののぞみ」と書かれ、貴婦人は豪華な宝飾品を手放す様子。つまり地上の愉しみよりも徳をのぞめという道徳的教えが。

 もちろん貴婦人や一角獣が主役であり目をひくのですが、自分の目で見て始めてわかったのは随所にウサギがいること。後足で立つようだったりぴょーんとはね出してきたり。すごくかわいい。それに草花の描写もいきいきしてます。

 中世の生活や教会美術などをゆっくり見ながら、
「mしゃんにパリであにおととーと言われてきたけどここは駄目かな」
などと。あに。は一応ヒストリカルロマンスの人気作家なのですがもともと中世とか好きなんだろうな。
 ところであに。は取材旅行に出たりするのかな。そのときにはおととさんも連れていくのかしら、ずっと一緒なのかしら。でもおととさんを退屈させたくなくて現地のガイドを雇ったりするかな、その場合気のいいおばちゃんがいいかしら。

 あっというまに時は過ぎ、「一角獣のタペストリー」紹介と、中世の庭園のブックレットだけ買っオデオンに向かいました。友人S ちゃんはもう来ていてコーヒーを。わたしはショコラの小を頼んだら、三分の一くらい濃いチョコレートが入ったカップをテーブルに置き、その場でミルクを注ぎこむというのでした。すこしぬるめだけどおいしかった。

 地下鉄で高級住宅街の十六区へ。日本の駐在員さんもこのへんにたくさん住んでいます。
 でも降りた駅が悪いのかちゃんとしたレストランが見つからないよと困っていたら、親しみの持てる白いチョーク書きの宣伝黒板が道にでています。行ってみるとつぎはバイクにまた(という写真です)。




 ラビオリ、鴨のチョップそしてクランブルをいただきました。

 そしてこのあいだ買ったこぐれひでこのパリ案内で勧められていたル・コルビュジェ財団へ。わかってるはずなのに同じページでアール・ヌーボーの館が紹介されていたせいかなぜか美しい邸宅を探してしまい、確認したときにはなんだかしょんぼりしてしまいました。その後のアール・ヌーボー邸宅(外から見る)もあ。たしかにそうね、という程度に見えて、なんとなく空振りっぽい感じ。もちろんs ちゃんと話しながらゆっくり歩いたことは面白かったです。

 明日は閉館日なのでやっぱりピカソ美術館に行くことにしました。
 72番バスをほぼ端から端まで乗ってパリ市庁舎へ。おおーここには2012年のオリンピック立候補が高らかに掲げられている。記憶にある限りほかでは見てなかったのです。庁舎の前に移動遊園地ができててメリーゴーラウンドとスケートリンクがありました。こどもたちがきゃーきゃー言って滑ってるのをもっと見ていたかったけど寒いから適当にきりあげてマレ地区へ。おいしそうなチョコショップに入り、フランス語オンリーのおばあさま相手にたどたどしいフランス語で買い物したり。

 ピカソ美術館は二度目です。
 ううーん、今朝はがんばりすぎたでしょうか。
 もちろんいいなと思うものもあるんだけど、全体としては「まあ、これはこれで」という感想でした。
 でもマレ地区の店がおしゃれで見て歩くだけですごく楽しかった。次回はこのへんに泊まってみたいなと思いました。

 バスに乗ってみたらやっぱり疲れてて、S ちゃんはうちに誘ってくれたけど(昨日も一昨日もうかがったし)帰ることにしました。
で、せめて。と大型書店に。ありましたよひとだかりですよ日本のマンガコーナー。
 ハンターのフランス語版です。3,9,10,11を買いました。8と12がなかった、結構そろってたのに。
 人物紹介ではKURAPIKA とかアクセントつき表記のレオリオはまあ。・・・

 LE CHEF?! シェフですか。
・・・そうか、団長だもんね。英語ならチーフなんだろうな。