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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2005年02月14日(月)
紅い薔薇をきみに

 バレンタインデーです。
 一日仕事してさあ帰ろうと思ったところ、わたしとは反対にビルに入ってきた浅黒い肌のスマートな青年が綺麗にラッピングされた深紅の薔薇一本をささげ持つようにして入ってきました。
 一回ホテルで小休止したあと食事に出ると、まるで数時間前に見た薔薇がここにあるみたい。豊かな巻き毛を一度首のうしろでぎゅっと縛った女の子が薔薇を持って歩いていました。

 スペインでももちろん愛の日なんだけど、女性→男性への告白という性格付けではありません。チョコレートショップのウインドウには紅いハートが浮かんでるけど、チョコをあげると決まったわけでもありません。
 仕事先でチョコを振舞われ、持ってきてくれた五十代の合衆国出身男性に日本のバレンタインの話をしたら、
「これは女性にもらったんだ。愛されてるなあ」
と喜んでいました。そして
「ぼくが子供だったころ、バレンタインには父が母にチョコレートをプレゼントしていたよ」
と教えてくれました。あ、お母さんは何をプレゼントしたのかそれとももらってありがとうだけなのか聞き忘れた。

 夜はタパスのお店をはしごしました。四人です。
 最初は、以前から行ってみたいと思ってたけどなんか薄暗いのといつも人がいっぱいだなと挫折していたお店。奥にレストランがあるけど目当ては手前のスタンドバースペースです。ケースにならんでいたカナッペをひとつずつ五種と肉団子一皿(六個入り)、それに各自が飲み物を頼んで約十四ユーロ。
 もう一軒は前にも行ったことのあるガリシア料理の店で、スツールだけがあるバースペースに行きました。口の広いお猪口みたいなのについで飲むガリシアワインなど各自一杯、それに大きなパイ(鱈が中心、あとはたまねぎと干しぶどう入り)を取って分けました。ここは突き出しふた皿、それにできたての内臓煮をおまけにくれて十四ユーロでした。
 合計二十八ユーロということは一人千円弱、満足でした。

 写真は二つ目のお店。本当は私たちに場所をゆずってくれたハンサムなおにいさん盗撮とか思っていたのですがピントが合ってませんでした。
 はー、バレンタインもののメモはだいぶできたけどまとまった時間が取れません。一日五行でも載せるほうがいいのがな。