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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
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2004年10月14日(木)
げいじゅつのあき(15日に書きました)

 仕事のあとオペラ公演までちょっと時間に余裕があったのでマンガ喫茶に行こうかな昼寝もできるし・・・・・・と検索しておいたのですが、移動の電車でうまく寝れて元気になったのでBunkamuraのグッゲンハイム美術館展に行きました。

 グッゲンハイムはニューヨークで二度行ったことがありますが一度はお手入れ中で全部は見歩けなかったし、今回足をのばしてよかったと思いました。
 副題は「ルノアールからウォーホールまで」。文字通りルノアールのわりあい古い作品から始まっていました。カンディンスキーとかドイツの「青騎士」的な作品が続いたあたりはまるでマドリッドのティッセン−ボルミネッサ美術館二階みたいな雰囲気〜と思ったり。
 軽快に虚空に飛びだしていくシャガールやいろんな手触りのものをコラージュして野草と木のドアをつくりあげたデュビュッフェなど好きになった絵も何枚かありました。

 カンディンスキーの雨に濡れた道を見てちょっとレオクラ的妄想をしたり、明度の高い正方形の重なりが美しいなあ、そういえばクロクラパラレルもので一緒にロスコーの四角を見るエピソードを考えたけどこっちのほうがいいかなあとか思ったり、妄想的にも滋養をもらって、カタログを買いすぐそこのカフェでメモして楽しみました。ついでにあにおとと〜もメモしてmしゃんに褒めて褒めてメールしたり。

 NHKホールに移るまえに東急本店をちょっとだけ見て歩きました。
 世界のブランド階はふつう行ってる地元デパートとは客層が違うわ・・・・・・! 秋冬ニットが勢ぞろいした売り場はとても購買意欲をそそるものでしたが、いくら美しいカシミアだってこの値段はセーターには出せないよ、と挫折してきました。”自由にお取りください”だったショップカタログはいただきました。モダンでいて生活感のあるインテリアのなかに服が配置されてて、写真よかったです。バランタインというブランド。イ、イタリャアだったか・・・・・・知ってたら八月に行ってたかも。とりあえず脳内で陛下に着ていただいて楽しむことにいたします。

 NHKホールでウィーン国立歌劇場の『フィガロの結婚』を見てきました。仕事帰りだったからごくふつうの格好にちょっとアクセサリーを加えただけだったのですが、さすがにオペラだからドレス姿や着物姿の割合も高く、ついでに年齢も高そうな感じ。開演前にみんなが振り向いて拍手を始めるのでなにかと思ったら皇太子も鑑賞に。

 うちでちょっと予習しようと思ってたのですが以前買った超入門的クラシック80枚セットにはオペラがないよ〜というわけですこし心細く。でも始まったらわくわくしました。そうなのだ、こどものころ同居していたおばが集めていたクラシックに入ってたよハイライト! 序曲ほか四曲くらいは今でもくちずさめるほどで、これで弾みがつきました〜、オペラは実際に鑑賞するのはたぶん三回目くらいのビギナーです。

 序曲はオーケストラピットからこちらまで迫ってくる感じが足りないかな? と思っていたのですが、物語が始まるととても楽しかった。二年ほど前に見た『運命の力』は曲や歌唱以前に物語が偶然だらけで陰惨で「・・・・・・」だったけど、これはきちんとできた喜劇の感じ。歌手のみなさんも芸達者でした。

 帰宅するとすでに日付が変わる寸前。メールチェック程度でさっさとおやすみなさい〜、でした。
 買った本:グッゲンハイムのカタログのほかに、オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』。