昨夜はチャットに二つ参加、就寝二時半でした。 のんびり起きて朝食後DIVAを鑑賞。ああやっぱりいいなー。決定版がDVDででてるっていうから買おうかなあ。きのう書いたエピソードはだいたいあっていました。前に見たときには気にも止めなかったゴロディッシュのアパートのハンモックにぴくりと反応したりねー。しかしアルバ推定14歳、ゴロディッシュはやっぱり四十代にはなっててほしいから、ク××ラというわけには・・・またもやそれなのか?単に「歳の差カップル萌え」になってないか?
ところで「秘密のふたり」はクロロ一人称だったので、わざといろいろ説明なしにしてあるところがあります。 ちょっと蘊蓄を傾けてみましょうかのう。
・『週刊読書新聞』
よく行く図書館に置いてある一種の業界紙から。・・・と思ったら、もう発行されてないみたいです!やっぱり、全米で一番影響力のある読書欄 New York Times' Book Reviewにすればよかったかなあ。でもクロロの書いているものはあまりにもマニアックで、文学的評価は高いけど実買3000部(半分は図書館行き)とかいうイメージだからそんなメジャー紙でなくてよかったのかもしれません。
・クラピカの映画第一作『ヴェニス、カリフォルニア』
タイトルはヴェンダースの映画『パリ、テキサス』を意識。パリとテキサスの話なんじゃなくてテキサス州にあるパリという街をさすことから、「たしかヴェニスって地名あったよ合衆国に」と思って検索、カリフォルニアのヴェニスビーチを発見。
クロロが何回か言及している『ヴェニスに死す』はトーマス・マン原作の小説。初老の高名な小説家アッシェンバッハは、静養先の地中海でポーランド人の美少年に出逢い、虜になる。 これを映画にしたのがルキノ・ヴィスコンティ、ただし映画のアッシェンバッハは音楽家になっていました。ラストでは、ペストの流行で閉鎖されたヴェニスに残ったアッシェンバッハが床屋でかえって老醜を浮き彫りにするようなグロテスクな化粧をほどこされ、迷宮の街をさまよったあげく死を迎えます。
この作品でタジオを演じたのが、一時は「美少年」の代名詞ともなったビョルン・アンドレセン。というわけで『ヴェニス・カリフォルニア』での美少年の名前が”ビョルン”、思い込みの犯罪を犯す男が作家なのは映画と小説への複合的オマージュ(フランス語で「尊敬」という意味)。ラストが疫病による死なのも。具体的病名は考えていませんが。 「ロードムービー」というのは「旅する映画」と思っていただければいいかな。美少年を連れて逃走するわけですよ。しかしこの作家と美少年は寝ないだろうなあ。
・クラピカの舞台出世作『十二夜』
シェイクスピア喜劇の代表作。ヴァイオラとセバスチャンは男女の双子。難破で離ればなれになったふたりはお互いが死んだと思い込む。男装して公爵に仕えるヴァイオラに公爵の想い人オリヴィアが恋してしまい、一方ヴァイオラはあるじ公爵に恋を・・・と、奇妙な三角関係に。 ラストではヴァイオラとセバスチャンの対面があるのですが、そこをなんとか細工してひとり二役にした「特別編」というでっちあげ。 むかし森川久美がマンガ化してました。うお、また読みたくなった。どこにしまってあるんだろうか。
・メインストリーム文学。
直訳すると「本流」文学。推理小説、SFなどの「ジャンル文学」と対照させるために使うことが多い用語。ここではまあ「純文学」みたいな感じで。
・サンダンス
サンダンス映画祭。合衆国のユタ州で毎年開催される独立系映画の世界最大の映画祭。この映画祭からでてきた監督としてはジム・ジャームッシュ、コーエン兄弟、クエンティン・タランティーノなどが有名。いわゆるハリウッド系の大作と対比させるために使用。
とまあ、仕事からの逃避でつらつらと書いてしまいました。
・・・・ Mさんとチャットして、つぎのでーと?の時間と場所を決めました。 その後8日目のえっち手順について考える。 せっかくきれいなドレス着たからちょっとフレグランスも・・・と思うのだけど、夕飯にいくための支度だからなあ。もちろんあんまり濃厚なものはつけません。わりとユニセックス系かなあと。 夜もまた別チャット。 わーチャット三昧。 (たいしたことない追加ですなあ)
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