度々旅
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最近手紙を書くことがほとんどなくなった。それに伴って、手紙がくることも殆どなくなった。数日前、ひさしぶりに出した手紙は、九州の自給自足御夫妻宛てだ。送ってから、1週間毎日ポストを覗くのが楽しみだった。ああ、返事はまだかなまだかなと。そして、やっとお返事が今日届いた。 部屋に入って、すぐには封筒を開けず、持っていた荷物を片付け、コーヒーを入れ、ゆっくりと落ち着いてから封筒を開いた。なんだか、時間と距離をかけてやってきた手紙をすぐに開いてしまうのは、もったいないというかんじだったのだ。メールというのは、お、来てる、と思ったらすぐ開いてさらりと読んでしまう。手書きではないから、本当にさらりと読んでしまう。 手紙というものが昔から好きだった。字の癖や、行間。そういうものが、いろいろなことを表してくる。電話よりも、ずっと相手を知ることができるなぁと思っている。 御夫妻から届いたお手紙、特にダンナさんからの手紙は、ダンナさんそのものだった。シールが貼ってあったであろうツルツルの紙の裏側に書かれた文章。その時点で、さすが。。。と思ったのだけれど、文字の踊り具合や、文体から、ダンナさんの姿が思い出され、今を知れて。 やっぱり、手紙って良いなぁと思った。
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