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2002年08月15日(木)
父の恩師にあった。
今年で教師を辞めるときめたそうだ。
「どうしてですか?まだお若いのに・・。」
本当に残念そうに母がいう。
「教師の定年後の制度かわったろう?ありゃいかん」
「あぁ・・」と母と父。
どうやら制度の改正によって
定年後の教師はそんなに楽な生活は出来ないらしい。
おっちゃんは続けた。
「遊ぶのなら今のうちだし、遊べるうちの動けるうちに」
今年でおっちゃんは62歳だ。
見た目は五十前半といっても通じるくらいの風貌だが
その心に巣くう老いへの恐怖は
しっぽにはわからない。
「学生の頃は時間はあっても金がない」
「働き出せば金はあっても時間はない」
「定年退職するときは金も時間も体力もない」
時間つまり寿命ってこと・・・
正直、おどろいた。
寿命のことなんて考えるなんてしっぽには
ちっともわからない。
おっちゃんと別れて帰りの車のなか
しっぽは全脳細胞を活発化させて考えていた。
定年退職する頃には
金も
時間も
体力もない
あるのは
欲だけなの?
それとも何にもないの?
そんな
なんにもないのって生きてるってことになるのかなぁ。
働くこと
食べていくこと
愛する人を養うこと
自分のしたいことをする
これって
意味あるのかなぁ?
今やらないと
あとで後悔するんだろうなぁ。
老いてどこにもいけなくなって
「どっかいきたいなぁ」
なんて思っても無理なんだよね
いま私同じことを考えたら即行動に移せる。
若さってそういうことなんだね。
おっちゃん。
ありがとう。
しっぽは少し軌道修正できたよ。
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