月曜日。あっという間の月曜日。
月曜日は、プールだ。 のんとむつのスイミングは、 公営プールを借りてのサークル活動と同じものだから、 民間の経営のスイミングクラブとはだいぶ違う。 2週目は館内点検で休みになるし、 夏の間は貸し切りでレーンを使えない為に、7月中旬〜8月いっぱい休みになる。
そして、今週は2週間ぶりのプールだった。
5月頃から、むつがプールに行くのを渋り出した。 それまでも、「えー」「プール?」「うーん」 などと言うことはあったが、 5月になって、コーチの体制が2人体制になったあたりから (それまでは3人体制だった) 「プール嫌だなぁ」と言うようになってしまった。
まぁ、そもそも「プールよりもピアノかバレエが習いたい」と 言っていたのに、何を血迷ったかいきなり「やりたい」と言い出したものだから、 基本的に泳ぎたいと言う欲求があるわけではないのだろう。
先々週まで「嫌だなあ」と言われても、 とんと聞こえない振りをして連れて行っていたのだが、 今日はなんと、建物に到着して、ロビーに入ったところで泣き出してしまった。
「なに泣かしてんの」 のんが冷たく聞く。
えーーー。違うよ、私が何か言ったんじゃないよー、と言っても、 なんだか端から見たらお母さんが叱って泣いた子のような泣き方。 やめてよー。
ついでに言えば、「やだなー」と言ったことに対して、 私は「なに言ってんの!!」などと激しく怒ったり、叱ったりしていない。 「そんなこと言わずに、行っておいでよぅ」 などと茶化して言っていたのに。(それがいけなかったのか?)
とにかく、泣き出したむつ。 コーチも心配している。 「どうしたの?」とコーチに声をかけられてしまったので、 「いやぁ・・・プールに入るのがいやになっちゃったみたいで・・・」 と説明する。 うーん。それもどうか。
まぁ、コーチは手慣れている。もっとギャアギャア泣いている子が 連れて来られることもあるのだろう。
「あらー、いやなのー、じゃあ今日は周りで見ていても良いよー」 などと優しく声をかけてくださる。
こういう時、のんはひどくむつに優しい。 「大丈夫?」などと話しかけ、慰め、いったん座らせてくれたのだが、 コーチがロビーで 「はい、ではご挨拶をして、プールに入りましょう!」という号令で 本格的に泣き出した。 私にしがみついて大泣き。
あらららららら。
うーん。でもここで負けちゃいけない。
まぁ、本音から言えばそれほど固執している習い事でもないから どうでもいいのだが、 「泣いたらやめられる」と思われたらいけない。
むつの良いところは、暴れたりしないところ。 「むつちゃーん、いこうよー」と声をかけてもらって、 コーチに手を引かれると、意外に素直に入って行った。
・・・
いつもは家に戻って、夕食のしたくなどするのだが、 今日はギャラリーから見ている。
あっ。のんがむつの手を引いて連れてきた。 のんがなにか話しかけ、一緒に歩いている。 体操もしている。
むつが、自分のレーンにやってきた・・・私の顔を見て、また泣く。 いやーーーん。 見ていない方が良かったか?と、少し影に隠れる。
・・・
しばらくして見ると、ちゃんと練習していた。 こんな時、暴れて逃げ出したり、なにもかもせずにふてくされたり そう言うことをしたことが無い。 そんな度胸もないかな。
練習が終わって、出てくる時にはやはり、 のんが面倒を見て、全部手伝って出てきたらしい。
コーチがのんのことをひどく褒めてくれる。
さぁ。
むつ。 どうするかな、来週。
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