今朝、行く直前に、のんが「書写の本(教科書)がない」と言いだした。 学校じゃないの?と言うと、 昨日見たけど無かったという。
えっ。 昨日から知ってたの? …そうらしい。 学校のロッカーや机になくて、家にあるかと思ったら無かったという。 もう一度書くが、今朝である。
・・・・・・・。 それは、昨日学校から帰った時にわかっていたことじゃなかったの?と、 昨日の怒りがまた甦る。 どうやら、わかってはいたけれど、友達の家に行くことが優先で それをあえて私に言わなかったらしい。
!!!ムカーーーッ!!
だめだ!! 今日、学校で良く探しなさい。 なかったら、もう一度家に戻って探しなさい。 出てくるまで、友達と遊ぶ約束をしてきてはダメ!!
今ののんにとって、とにかく、友達と遊ぶことが優先してしまう。 いや、それは本当に大切なことだけれど、 でもダメだ。教科書がないのに、平気でいたなんて。 その態度が信じられない!!
そんな思いで見送る、朝。
そして、私も学校へ。 学校説明会の準備で、連日忙しい。 実は昨日も、幼稚園からむつを迎えて、そのまま学校へ連れていき、 仕事をしていたのだ。
今日もバス停で待っていて、そのまま自転車に乗せたら、 「今日は〜♪どこへ〜いくのかしら〜♪」などと 後ろの座席で歌われた。
いやはや。本当に、すまんこってす。 「ごめんねぇ、むつをこんなにいろいろ連れていって」と謝ると 「いいのよ〜♪」などと歌う。 これがのんとむつ、逆だったらどうだっただろう、等と考える。
むつを連れて会議室にはいる。 今日は他の役員のママさんもたくさん来ている日。 「エー?!下のお子さん?!」「可愛いーー!」などと、 皆様気を遣って口々に言ってくださる。
むつ、有頂天。 「可愛い」と言われたいが為だけに、存在しているような感じ。 むつも愛想を振りまき、「こんにちはー!」などと大きな声で挨拶。 「良い子ねー!」などとさらに褒められ、さらに有頂天。
挨拶もそこそこに、今度はむつの手を引いてプールへ! 今日は3,4時間目、のんのプール授業の参観なのだ。
朝から雨が降ったり止んだりなのだが、気温、水温ともに高いので決行するらしい。 だが…時折、涼しい風が吹く。
案の定、途中からプールサイドに上がりっぱなし、 タオルを巻いて座っているだけののんを見学することになる。
しかも、途中で手招きをする。 なに?とそっと近づくと、 ムッとした顔をしながら、「書写の本、あったから」などと言う。
なんだよ!
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