今日も今日とて、予定がない。 朝早くからの子ども番組を何本か見終わった後は、 2人でよく遊ぶ。
・・・と。お昼近くなった頃。
外から、子どもの遊ぶ声がした。 どうやら、4年生の女の子と1年生の男の子。それぞれ2人ずつ。 片方の姉弟は、我がマンションの子。
のんは知らない仲ではない。
「行きたい」と言いだした。 …が。 うーん。 4人で(といっても4年生同士、1年生同士で)よく遊んでいるのに、 2年生ののんが「入れて」と遊んでもらえるものか。 いや、それはのんの裁量だし、入れてもらえなくてもどうという事でもないが、 そもそも最近、いろんなことがあって できればマンションの1〜2階で遊んで欲しくない。
「もうすぐお昼だし、今日遊ぶ約束してたわけじゃないんだから、 午後に公園にでも遊びに出れば?今は家にいなさい」
というと、途端に怒り、ぐずり、だだをこね始める、のん。
そんな態度に出たら、もう絶対に 「それならいいよ、いってらっしゃい」 と私が言うわけ無いというのは、のんも分かっているはずなのに。
「そんな風にしたらダメに決まってるじゃない、とにかく今は家にいなさい」
というと、泣き出す。 私にくっついて、泣きながら「遊びに行きたい」と繰り返す。
いやいやいや。 別にそれほどたいしたことではないから、きちんと「行きたい」と 主張したらOKを出さないでもなかったのに、 泣いてたら、それでOK出すわけ無いじゃないの。
でも、うなされたように「いきたいー、行きたいー」といって泣く、のん。 父ちゃんも笑う。「なにがアンタをそんなに駆り立てるの」
泣きながら玄関に立つ、のん。イヤ、そんなことしてもダメだって。
結局、涙が流れたまま昼ご飯を食べ、 食器を片づけるやいなや、外に出て行く。
・・・・。なんなんだ。
そして、15分もしないウチに帰ってくる。 なにやらとてもすっきりした顔をして。
「一輪車の練習してきた」
半ば呆れながら、「ずいぶん早く帰ってきたね」と皮肉を言うと、
「うん、だって○○ちゃん(先ほどいた4年生の女の子)は もういなかったんだもん」
・・・。 そして、後は家で、機嫌良くむつと遊ぶ。 感情の起伏が激しいなぁ。 それも、お年頃?
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