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Nekomar's Diary

2006年11月22日(水) また忘れ物…

今年は暖冬だという。
確かに、昼間はポカポカ天気の日の多い、東京地方。

ただ、ここ数日、
朝はちょっと分厚い上着が必要なくらい冷え込むようになってきた。

・・・となると。

どうしたって、上着を忘れて帰ってくる、のん。

帰りの支度は慌ただしいらしい。
その様子、想像するのは容易である。
今までにも、のんが忘れた物は、給食袋、連絡袋、国語の教科書、
週末に上履き、そして上着……。
特に給食袋(ナフキン、ハンカチを入れて毎日持っていく袋)は、
2,3日に1回は忘れてくる。

1回ずつ困っていられないので、袋を3セット用意した。
これなら、1日2日くらいの忘れものでも、どんとこい、と言う感じだ。

でもね、のん。
昨日もジャンバーを置いて帰ってきて、
今日もウィンドブレーカーを置いて帰ってきたら、
明日、出かける時になにを着たらいいの?

と言うと、へへへ、と笑った。
笑い事じゃなーーーい!!

しかも、今日学校でみんなで収穫した落花生を、少しずつ分けてもらって、
ビニールに入れた物も一緒に忘れてきたという。

明日、休みじゃないの・・・。

仕方ない。
むつと、私と、のん、3人で学校へ向かう。
未だ高学年はクラブ活動だったのか、帰ってくる子が居る時間だった。

門のところで私とむつが待ち、のんだけ校舎に向かう。

しばらく経つと、何も持たずにのんが戻ってくる。
「(出入り口が)閉まってて、入れない・・・。」

たぶん、1年生の出入り口が閉まっていただけなのだと思うのだが、
のんに「それならこっちの入り口」というのは難易度が高かったのだろう。
それでは、と、正規の来訪者のための入り口へ。
主事室、職員室に通じるインターホンを押し、
「子どもが忘れ物をしてしまいまして…」と話をすると、
なんと出てこられたのは、のんの担任の先生!
とほほ。

先生に連れられて、一緒に教室に行く、のん。
見送る私とむつ。

戻ってきたのん。ちゃんと上着を2枚と、落花生の袋を持って。

「2枚もありましたよ、お母さん」
と、担任の先生に笑われた。
いやいや、ホント、申し訳ない。お恥ずかしい。

私がぺこぺこ頭を下げて、お忙しいところスミマセンでした、と
挨拶をしているのに、
のんはなにを考えているのか、ボーっとしている。
私に促されてやっと、「さようなら」と挨拶をした。

こんな時、なんと思っているんだろう??

帰り道は、もうすっかり日も暮れて、いつもと違う様子の通学路。
あんまり、忘れ物しないようにね。
気をつけようね。


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