以前にも書いたことがあると思うのだが、 のんの幼稚園在園時、3年間同じクラスだったSくん。 今は違う小学校に行っている。
そして、Sくんの妹Aちゃんが、今度はむつと2年間一緒のクラスである。
Sくんはありがたいことに、のんのことを とても気に入ってくれていたらしく、 家でも「のんちゃんが好き」と言ってくれていたらしい。
去年のおゆうぎ会の時、Aちゃんは、我が家の父ちゃんを捕まえて、 「うちのお兄ちゃんはSくんです、 お兄ちゃんはのんちゃんと結婚するって言ってます」 などと宣言し、両家の親をあたふたさせた。
そんなAちゃん。
前述の発言からも分かる通り、 Aちゃんのテキパキとして、はっきりとした性質がむつの好みなのか、 むつが初めて、お友だちに手紙を書いた相手が、Aちゃんだった。
へぇーー!むつが、そんな風に手紙を書くんだ! と感心してみていたら、 すぐ、翌日にAちゃんから返事があった。
あらー、Aちゃん、とても達者な字。読みやすい。すばらしい。
それから、Aちゃんとむつの文通が続いている。
…とはいえ、1週間に1通か2通、 思い出したようにしばらく間があいたりとか、 ただ単にアイロンビーズを作ったものをいれたりとか、 そんな感じではあるけれど、いつも相手はAちゃん。
手紙の内容はお互い、他愛ない簡単なもの。 「あそぼうね」 「おてがみありがとう」 などという一文と、絵が入っていて、シールなどが貼ってある。
そして。 それを見て「いいなー」と入ってきたのは、のん。
「私もAちゃんに手紙書く!」
・・・あんた、なんで幼稚園児のやりとりに手を出すのよ…。 と言うと、Sくんに書くから、届けてくれ、と言う。
えーーー!!
それじゃあ、Aちゃんにも分かるように封筒に「Sくんへ」と書いて、 むつに渡してもらえば…? と言ったら、 のん、見事なほどにきっちり書いて、むつに「これ!届けてね!」
そして、Sくんとのんの文通も続いている。 ………。
むつ、帰宅してカバンから封筒を出し、当たり前のようにのんの机に置く。 Sくんからと分かる署名が着いている。 のん、下校して楽しそうに読む。 「えー!こんな漢字習ったんだ!一緒じゃーん!」などと言う。 そりゃあ・・・学校は違うけど、区は同じだから同じ教科書でしょ…。
見ると、のんがアンケート宜しく、「ならった漢字は?」などと 質問事項を書いて、下に□を書き、「こたえてね」などと書いている。 Sくん、律儀にもそれに答えて、また封筒に入れて返してくれたらしい。
うふふふふ。面白い。
そして、もっと面白いのはAちゃんとむつである。 彼女たちは、どんな風に考えて、兄と姉の手紙を橋渡ししているのか。 幼稚園で、「はい、Sくんにね」などと言うのかしら。
・・・。 まぁ、きっと大人が考えるほどには考えていないのでしょうけれど。
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