のんたちの年長クラス、先週あたりから本格的に「卒園式の練習」が 始まった。 2月に入ってから、卒園式で歌う歌や、ハーモニカの練習をし始めたらしいが 先週からはどうやら、式そのものの練習をしているらしい。
当然の如く、家で披露する、のん。 そして何故か、いつものように「卒園式ごっこ」として、 のんが先生役、むつが子ども役で、むつに式次第を教え込む、のん。
「もっと元気に『はい!』っていうの!」 「イスから立つ時は素早く!」 それでもむつが上手くできないと、 「………先生、そんなふうに言ったっけ?」
のん先生、厳しいよ・・・。
それでもむつはめげない。 「こんな遊び、ヤダ」と言わない。 一所懸命、のんが言う通りにしようとする。 …なんか…いじらしいというか、なんというか・・・。
まぁ、いろいろあって、鍛えられていくんだろうなぁ。 とりあえず、あんまりひどいと思う時は口をはさんでしまいそうだけど、 むつががんばっているうちは見守るか…?
今日の降園、バスを降りてきたのんが「思い出のアルバム」を歌いながら マンションに向かって歩いていた。 「♪おもいだして ごーらんー♪」
思わず一緒に歌うと、 「おかあちゃん、知ってるの?!」 嬉しそうなのん。
うんうん、おかあちゃんも幼稚園で歌ったり、ハーモニカで演奏したよ、と 言うと本当に嬉しそう。 「じゃあ一緒に歌おう!」
歌っていると、歌詞の食い違いが。 ???
よく聞くと、どうやらのんの方は、のんの幼稚園オリジナルの歌詞らしい。 春夏秋冬、それぞれの行事が歌詞に織り込まれている。 なーるほどーーー。 やるね!先生!
感心して聞いていると、何度も歌ってくれる、のん。 参観に行った行事や、手伝いをした行事を思い出し、 なにやら感慨深くなる私。
ああー、ホントにもう卒園が近いよ!!
数えてみたら、のんのお弁当を作るのは、あと5回しかないよ!!
・・・・嗚呼、とてもとても寂しくなってきた。
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